しばらく遠のいていたテルミ―を思い出して再びやり始めたきっかけはNHKの夕方のニュースでした。
その日のニュースとして取り上げられていたのは『難病の陸上選手復活へ』というニュースでした。
将来を有望視されていた陸上選手が原因不明の難病に侵され、走ることも歩くことも出来なくなってしまったのが、家族の献身的な手当てによって再び陸上の世界に復活できた、という内容でした。
選手の家族は娘さんの病気に絶望しながらも、日本中を駆けずり回って治療法を探したそうです。
「そして、ついに見つけたのがこれです。」
「そして、ついに見つけたのがこれです。」
と言ってお母さんがカメラの前に見せたのが「テルミ―」でした。
NHKなのでそれが何なのかの説明はありませんでしたが私にはすぐにそれがテルミ―だとわかりました。
次に、お母さんが娘さんの両足にテルミ―を当ててあげている映像が映りました。
心の底から嬉しそうな様子が伝わります。
心の底から嬉しそうな様子が伝わります。
「テルミ―忘れてた!」
私は肝心の父親の治療にテルミ―をするのをすっかり忘れていたのです。
私は肝心の父親の治療にテルミ―をするのをすっかり忘れていたのです。
反省して、その日からすぐに父親にテルミ―をやり始めました。