減薬をする前、まず自分が飲んでいる薬がどういうものなのか添付文書などを検索してきちんと理解するということが大切だと内海先生は言います。

先生の本『心の病に薬はいらない!』には精神科で代表的に使われる薬の説明が書いてありました。

そして、本の中にある
「非常に抜きにくい薬」
「抜きにくい薬」
「比較的抜きやすい薬」
の三種類に分けられた表を参考にして、自分が今飲んでいる薬がどれに当てはまるのか確認します。

今まで、向精神薬に種類があることも知りませんでした。

父親が飲んでいるのは、
「メジャートランキライザー」
という強い安定剤と
「抗うつ剤」
と呼ばれるうつ病の薬で様々な不安を取り除くために用いるというものでした。

中でも「ジプレキサ」と呼ばれるメジャートランキライザーの薬は非常に抜くのが困難で、抜いたときに最も恐るべき禁断症状が出る薬と書いてありました。

しかも、
「メジャートランキライザーと抗うつ剤の組み合わせは非常にひどい処方だ」
という文を読んでとても驚きました。

「素人が考えても、テンションアップ系とテンションダウン系の薬を同時に出すなど理解に苦しむ」
とありました。

しかし、精神医学の世界では横行しているそうです。
信じられません。

怒りに震えます。

車でいえは、急発進と急ブレーキを同時にやっているようなものです。

ここでもまた精神科医に、
「バカなの⁉」と出川哲朗のように叫びたくなる気持ちです。