「お前は断薬断薬って向精神薬を目の敵にしてるけど、世の中には薬で助かっている人もいっぱいいるんだから否定するのは良くないんじゃないの?」これは、よくうちの旦那に言われていることです。

社内にパニック障害やうつ病の人がいて、薬で不安感を抑えているので社会生活ができていてありがたいと彼らが話しているのを聞いているかららしいです。

悩ましいのてすが…このことについて書かないと断薬の話が進みそうにないので書いてみます。

結論をから言うと
「考え方、生き方は人それぞれ」と思っています。

それでその人がいいと思っているのなら、それでいいと私は思っています。
無責任にとやかく言うつもりはありません。

私は向精神薬は否定しますが、投薬治療を選択している人の考え方、生き方を否定するつもりはありません。

それに投薬治療をしている人に対して「断薬すべき」とは1度も言ったことはありません。

それは、投薬治療をせざるを得ない人それぞれの様々な事情があるからです。

人はそれぞれ病気の種類、重さの度合い、置かれている環境、体力、年齢、性別…等々一人一人全く違います。

一人として同じ人はいません。

なので、父親の断薬体験をそのまま他の人に当てはめることは出来ないと思っています。

私がやって来たことが正しいやり方とは思わないのですが、父親の場合は年齢的にも体力的にも限界で、悠長に考えている時間はなく、断薬は命に関わる緊急の必要性がありました。

当たり前のことですが、医者は父親が死のうが生きようが関係ありません。

責任を取る気もありません。

なので、医者に任せていたらとんでもないことになります。

自分のことは自分しか助けてくれません。

自己責任でやるしかないのです。

解決法が天から降ってくるわけでもないので、のたうちまわって探すしかありませんでした。

父親の例は万人といる精神医療患者の一例にしか過ぎませんが、私ののたうちまわって探し当てた解決への道をどなたかの何かの参考の一端となればこんなに嬉しいことはありません。