毎日濃厚!?に父の世話をしましたが、いくら世話をしても父に悪魔三兄弟が取り憑いている限り回復は見込めず空しい日々が続きました。

悪魔三兄弟とは
ジプレキサ、
イヴェンガ、
アモキサン
の向精神薬三兄弟のことです。
(勝手に私が呼んでるだけですが…)

いつもお世話になっている漢方薬局の先生にも相談しましたが、
「これだけ強い薬にはどんな漢方薬も太刀打ちできない。」
と匙を投げられてしまいました。

「勝てない…」

私にはこの巨大な悪魔三兄弟が高笑いをして勝利宣言をしているような図が思い浮かんでました。

(これは、断薬をしてくれる精神科のクリニックを探すしかない)
とネットで必死に検索しましたが、全く見つかりません。

「薬に極力頼りません」とか「自然療法取り入れてます」など良さげのところは何ヵ所かありましたが、よくよく読むと治療方法は結局薬なのです。

「薬を否定する精神科医」なんてものは「魚を食べるなという魚屋」位矛盾したあり得ない存在なのです。

そもそも、そんな医者を探そうということが間違っているのです。

(私はバカかもしれない…)

と思いながらも諦めきれず探しました。

頭に血が登るほど調べましたが検索には引っ掛かりませんでした。

(なんていうワードを入れればいいの?)
と諦めかけかたそのとき頭の中に

「海」

と一文字浮かびました。

(海?海ってなに?どこか海辺の保養施設で断薬をやってくれるところがあるのかな?)
と思いながら試しに
「海 断薬」
と検索すると

「内海 聡」

と出てきました。

(誰だろう?)と思って開いてみると、断薬をやっているお医者様でした。

そのときの感動は今でも忘れられません。

(向精神薬を否定するお医者さんが日本にもいらっしゃるんだ~!)と驚きました。

早速、ネットにあった
『心の病に薬はいらない!(かんき出版)という本を買い求めて読み始めました。

 

 


それは私にとって本当に衝撃的な内容でした。