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本日、9月15日は貸し切り営業となります。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
いや、実は先日も貸切があったばかりなんですが、これがなかなか難しかったんです。
そう、音楽の話。
味とかそういうのはどうでもいいの。
音の話。。。
なんというか、どうも最近、うちのオーディオ、ロック、ポップス、昭和歌謡の音響があまり良くないような気がするんです。
まあ、当たり前っちゃあ当たり前なんですけどね。。。大体、普段、クラシックしか聴いてないんだから。。。
クラシック音楽を聴く際には、出来るだけダイレクトに、ピュアに、最短距離で不要な回路を通さないようにしてるんですけど、これだと案外難しいんですよ、ポピュラー音楽の場合は。。。
そもそもその手のジャンルには、Hi-Fiとか、ワイドレンジとか、高解像度とか、原音再生とかあんまり関係ない訳。クラシックみたいにアナログ音を無理やり電気信号に変換したりするわけじゃないし、そもそも大部分が電気で作った音を電気で処理してるんだから。。。
まあ、そんなこと言っちゃうとうるさいビートルズマニアとかには怒られちゃうんだけどさ。(笑)
結局、一番難しいのは人の声、ボーカルってことになるんですけど。。。
でも、実際、特にマルチトラックレコーディングされてるものなんかは、電気的にいくらでもミックスでいじれちゃうんで、困ったことにその品質と傾向がバラバラなんですよ。
で、昔、商売してた時はそれが嫌でわざわざ80年代のオーディオ機材でそろえて古いレコードかけてたりしたの。これは秘中の秘だけど、ピュアとか、原音とか、ダイレクトだとかじゃなくて、音楽を劣化させて聴くって感じかな?(笑)それはそれで、なかなか評判よかったんですけどね、これが。。。(笑)
そうしないと、あのノスタルジックな感じってでなかったのよ。
ただ、我ながら失敗したと思うんですけど、なんと今年の1月に引っ越した際にその辺全部処分してしまったんですよ。すべて、新しい機材に入れ替えちゃったわけ。。。
まあ、そのおかげで、最近、クラシックがそこそこ最低限、ぎりぎり鳴るようになったっていう逆説があるんですけど。。。きっと、あの頃は精神的に病んでたんだな。
でも、やっぱり、古いJBLのスピーカーやなんかのカラカラに乾いた、ガサガサしたハスキーな音が、ジャズやロックのやさぐれた、ヤクザな音楽には合ったりするんですよ。
ただ、もちろん、そんなんだとクラシックは全然鳴らないんですけど。。。そんなんで、仕方なく、折衷案として、いまだにうちは多少でも解像度の上がった、新しめのJBLのスピーカー使ったりしてるんですけどね。
まあ、色気と雰囲気の問題なんだけど。。。
でも、そうすると、どうしても結局はクラッシック音楽用のスピーカーが欲しくなるっていう。。。まあ、なかなか両立しない問題なんです。
だから、何を聴いても満足出来ないって悪循環ね。
もちろん、そんなの単に個人としての美学の問題なんで、どうでもいいって言えばどうでもいいのかもしれませんが。。。
そういう美学をおろそかにしてしまったら、趣味としてつまらないじゃないですか。。。(笑)
ってなわけで、今日は営業が終わってから普段使ってる高級ケーブルから赤白ケーブルに替えてみたりしてチューニングしたりしてたんですが、果たして、結果はいかに。。。
きっと、誰にも分らないと思いますがね。いいんですよ。そういうものなんだから。。。