本日は定休日でしたので、朝から伝票整理でございました。
せっかく朝から起きたので、ちょうどいいと思って銀行巡りまで済ませる働きぶりでしたが。。。
生憎といいますか、どういう理由か知りませんが、うちの地域の場合、不幸なことに銀行の隣になんちゃらユニオンって中古CD屋があるんだな。
別に行きたくはなかったんですよ。
丁度、昼時というか、12時半くらいでしたので、この時間帯っていうのはお勤めの方々が昼飯済ませてぶらっと訪れるたりするでしょ?
競合するのが嫌だったのでさすがに気が進まなかったのですが、ちょっと覗いてみるとクラシックのコーナーは人がおりませんでしたので、これ幸いと入店いたしました。
まあ、なるべくさっさと新入荷の棚だけでも見とかなきゃと思っておったのですが、早々にYシャツにネクタイのお客様がいらしてしまって、ものの見事にクラシックコーナーに真っすぐ向かってくるんです。。
嫌だな~って思ってたらなんとそのお客、想像もできないくらい僕の右横ピッタリと、ほんと接するぐらいにすり寄ってくる訳。
はっきりいって、最初、ホモだと思いましたね、このおぢさん。
もちろん、このおぢさんも新入荷のコーナーが見たいんだなとはすぐわかりましたよ。
でもだな。。。なにも人が先に探し物している最中にこんなに接近してくるのはさすがに失礼じゃないかと思うんですよ。そもそも、おぢに近づかれても気持ち悪いだけだし。。。
仕方がないんで、トラブるのも嫌だったのですぐに場所を譲りました。
なにせ、僕、気が小さいんで。。。(笑)
その去り際に確保した一枚。
カラヤン大先生指揮でR.シュトラウス作曲の「メタモルフォーゼン(変容)」、「死と浄化」。
1983年発売。初出CDでございます。
シール帯で背がわかりやすいんで一発でゲットさせていただきました。
ここ最近しつこく言っております古いCDは音が良い理論に基づいて、どうしても欲しかったものでしたので。。。
で、しょうがないので、僕はAの棚からZの棚まで一通り見た後、折り返してAの棚まで戻っていくんですけど、その間、おぢさんは新入荷の棚から動かないんです。
呆れました。
呆れましたけど、どうにもならんので僕はもう一度、Aの棚からZの棚、そこからまたAの棚と二周目の旅に出るしかなかったんですが。。。
たっぷり時間をかけて戻ってきたにもかかわらず、驚くべきことにやっぱりそのおぢさん、それでも新入荷の棚の前からどかないんです。
いや、こんな狭い店内だからさぁ、それはないなと。。。
そこは、譲り合いの精神でしょうに。。。
こうなったら最後の手段で、ラーメン屋特有のあの頭の黒タオルを外して、メガネも外して一言も発せずにらみだけで圧力をかけさせていただきました。
これだけで、結構見た目メタモルフォーズ(変身)しますんでね、わたくしの場合。(笑)
完全にチンピラムーブでございます。
おぢさんもさすがにビビッて諦めたみたいでA→Z→Aの旅に出ていきましたわ。
だけど、こっちは腹の虫がおさまりませんからね。
A→Z→Aの旅、二往復してる間によく観察しておぢの手に取ったCDすべて記憶してましたんで、残らず棚から抜いてやりました。
しかし、このおぢ、ボックスセット好きなんだな。
カラヤンのライブDVD全集とか、フルトベングラーのライブだとか、セルのSACDとか、あろうことか昨日紹介いたしましたオイゲン・ヨッフムのブルックナー交響曲全集とか。。。
可哀想におぢがA→Z→Aの旅から戻ってきたときにはすべて消えて無くなってましたんで、さすがに慌ててましたね。
ざまあみろと思いましたが、わたくしの場合、元々人が良いので後味の悪さの方が大きかったです。
まあ、13時にはおぢは会社に戻るべく去っていきましたので、手に取ったCDを棚に戻しておったのですが(笑)、さすがにヨッフムのブルックナーは買ってしまおうか迷いました。
お値段、実に15,800円。
おぢよ、すまん。さすがにお金が無いのであんたの欲しがってたセルのSACDだけ購入させていただきました。
それでも、とんだ出費でしたけど。。。
こうなったら言いたかないけど、はっきり言わせてもらう。
おぢよ、お前がすべて悪い。