本当にノーマークで気にもしてませんでしたが。。。

 

 

どうやら、昨日はロベルト・シューマンさんの誕生日だったんだそうな。

 

グラモフォン、偉いな、誰のことも忘れずにきちんとお祝いしてあげて。。。

 

 

ただ、完全に偶然なのですが、昨日はたまたまフルトヴェングラーの整理をしておって珍しくシューマンを聴く機会があったのでした。

 

 

どちらも同じ、名演の誉れ高い1953年5月14日の交響曲第4番。

 

あ~、いいわぁ~、こりゃ、ええわ。。。

 

極楽じゃわいな。

 

元々残ってるフルトヴェングラーの録音の中でもきっと最高音質に近いんでしょうけど、昔のCDのイコライジング、マスタリングはやっぱたまんねぇなぁ。。。

 

懐かしいってのもあるんだけど、やはり情緒がありますよ。

 

もちろん、演奏も最高に素晴らしい。

 

気になって配信で最新のハイレゾ系の音源も確認してみましたけど(フルトヴェングラーって同じ録音でも何枚、何十枚と種類の異なるCDが出てるのよ)、やっぱりかつてのモノラル録音の分厚くて、押し出しがあって、色艶のあるCDの音にはとてもじゃないけどかなわないんじゃないかな。

 

最近のは、どれもこれも分離ばっかりよくって、ドライで、サラサラ乾いちゃって、薄っぺらいのが多いんだよね、困ったことに。。。(全部ではありません)

 

こりゃ、何でもかんでもSACDが良い音ってわけじゃありませんで。。。

 

明らかに悪い方向に向かってるのもありますもの。(もちろん良いものもあります)

 

でも、昔はどんなに音の悪いレコードでもフルトヴェングラーの場合はこう言ったもんですよ、地鳴りがするような、雷鳴が轟くような音って。。。(笑)

 

いや、ホント、そんなの信じられないかもしれませんが、確かにそんな感じがするんですよ、嘘じゃなくって、間違いなく、本当に。。。(笑)

 

それが、今ではすっかり瘦せ細っちゃって。。。(ものによります)

 

しかも、これ、ハイレゾの配信よりCDの方が音の造詣が深いな。

 

明暗というか、メリハリというか、彫の深さというか。。。

 

CDの方がはっきり出てます。

 

まあ、あくまでうちの場合はですけどね。

 

しかし、いくら配信が主流になったとはいえ、もう一度、フィジカル(レコード・CD)の音を見直した方が良いんじゃないかしら。。。

 

この音聴いたら、レコードやCDのない生活なんて考えられないけどな。

 

まあ、当分は配信も使いながら良いとこどりで参りましょう。

 

確かに、いろいろ調べるのには便利ですもの。

 

その分、余計にお金かかるけど、しゃあないな。。。(笑)