え~、まったく意味のないタイトルなんですけどね。

 

よく何々番っていう店名の中華料理屋ってあるでしょ?

 

あれもどういう意味なのかは知りませんが。。。

 

とりあえず、ベートーヴェンの交響曲第8番の勉強をしていたら思いついた次第です。

 

それにしても、この8番。

 

トスカニーニもやってるし、フルトヴェングラーもやってるし、クレンペラーも、ワルターも、クナッパーツブッシュもやってるんで結構あるんだろうと思っておったのですが。。。

 

 

こちら、ワルターさんの7番、8番のレコード。

 

 

結局のところ、実際には、あんまりないんだな、これが。。。

 

不人気曲なんでしょうか? ちょっとショックです。

 

まあ、全集出してる人たちは必ずやってるんでしょうが、モントゥーにせよ、セルにせよ、ベームにせよ、どうも分売もあまり見かけない感じです。

 

辛うじて、カラヤンと、バーンスタインと、アバドはあるんですが。。。

 

まあ、アバドはちょうど今と昔の橋渡しくらいでこんなもんかなって感じで悪くないんですが、はっきりいってぶっ飛んだのはカラヤンさんでした。

 

 

8番のレコードは持ってないので、仕方なく7番のせときますね。(笑)

 

先人たちがあれだけの演奏をしてきたにもかかわらず、カラヤン先生はまったく意に介さずひたすら甘く、美しい演奏しちゃうんだからびっくりします。

 

いや、セルとかの超引き締まった表現から比べたら、もうどうなってるんだって感じ。


はっきり言って、滅茶苦茶ですぜ、こんなん。笑


普通は、もう少し厳しく、魂の入った演奏をするってもんじゃないの?


少なくとも、ベートーヴェンなんだからさぁ。笑

 

まあ、それでも、普段、カラヤンのベートーヴェンをあまり聴かないせいか(さすがに3番や9番のライブとか凄いですけど。。。)、とても新鮮に聴こえちゃいます。

 

甘くて、美しくて、たっぷり分厚いベートーヴェン。

 

まさに、甘美な演奏でございます。


完全に唯我独尊、こんなんありなのかしら。。。


こんなんだから、この後、昔に戻って古楽器でやろうとなんて連中が出てきたんじゃないの?笑


まあ、それは別にして。。。

 

これはちょっと、60年代、70年代のカラヤン先生を聴き直さないといけないんじゃないかなぁ。

 

本当に、恐れ入りました。

 

参りました。