あ~、昨日、マウリツィオ・ポリーニが亡くなったのがあまりにもショックでついブログを書いてしまいました。

 

蛇足ですが。。。

 

僕が最高に好きなマウリツィオ・ポリーニの演奏は。。。

 

シュトックハウゼンのピアノ曲 X でしょう。

 

 

ファンの皆様のあいだでは、やれポリーニはショパン弾きだとか、やれベートーヴェン弾きだとかって議論がございましょうが。。。

 

やっぱり、僕にとってのポリーニと言えば現代曲。

 

ブーレーズ、ノーノ、シュトックハウゼン。

 

これらを弾くことこそ彼が西洋最後のピアニストの証ではないでしょうか。

 

これがわからないと西洋音楽は理解できません。

 

。。。っていうか、どこの誰がわざわざコンサートでシュトックハウゼンを弾いてくれるっていうんだ?

 

ほんと、このポリーニの姿勢はありがたいことです。

 

きっと自分の立ち位置とかよく理解していたんだと思います。

 

にしてもだな。。。

 

あまりに難解すぎて譜めくりの女の子すらどこを弾いてるのかわからなくて戸惑ってる始末。

 

ちなみに、日本で演奏した時は譜めくりが出鱈目過ぎて演奏の途中でポリーニが怒り出しちゃってトラブっておりました。。。(笑)

 

いや。。。

 

こんなん、わからんって。。。

 

 

 

つくづくCDになってないのが残念です。

 

御覧の通り、この曲を演奏する時はポリーニは先出し手袋してますね。

 

これ、あんまりにも演奏するのが危険過ぎて手を怪我しちゃうからなの。

 

手袋して演奏するのってポリーニ以外だと日本のビジュアル系バンド、あのガクトさんが在籍していたマリスミゼルくらいじゃないかしら。。。

 

まあ、あまりにも意味も格も違いすぎますけども。。。