昨晩は雷雨で、一晩中光続けあまり眠れず。
また尿の量を測る為、尿器に蓄尿しているのだが、
その尿器の底が割れていたらしく、夜中トイレに行くとオシッコだらけ。
看護師さんに掃除してもらっていたりしてて余計に眠れず。


そして朝を迎えると気を引き締める。
朝食を出来るだけ食べると、早速看護師さんのFさんが今日のスケジュールを説明してくれた。
骨髄が届く時間が流動的なので、
とりあえず午前中に全て準備をしてしまおうとの事。


持ち込む物と持ち込めない無い物を分ける。
そして入室するなり、風呂に入り体を綺麗にする。
ちなみにパンツ以外は病院の物を使う。
服やバスタオル、タオルにスリッパ等。
風呂から上がると、早速K先生が新しい点滴のルートを繋いでくれる。
しかし部屋に入れるのは1人だけで、S先生やFさんはビニールのカーテン越しにサポート。
カーテンには腕まで入る手袋付いていて、

患者に直接触れずに血圧等を計る仕組みになっている。

点滴自体も室内ではなく、カーテンの向こう。
徹底して室内は清潔にし、様々な作業は室外となっていた。


ひと通り作業が終わると昼ご飯に。
ご飯に使う箸は割り箸で、一回使う毎に廃棄。
ペットボトルをそのまま飲むと飲み口に雑菌が付くので、飲み物を飲む時は紙コップ。
箸も紙コップもこちらで購入した物を病院に預け、
なんと一つ一つを1週間かけて滅菌処理し、パックしていた。


骨髄は予定よりも早く、12時半には病院に到着したらしく、
必要な成分を取り出す為、遠心分離機にかけるなどし3時から移植開始。
見た目は赤血球が入っている為、赤い血。
ただ粘度が高いらしい。
3時間ほどかけてじっくり点滴していく。
血圧の変化や血中酸素濃度など頻繁にチェックし

問題が無いか確認しつつ続ける。


途中医学部の学生に見学され、ちょっと恥ずかしい。
参考になるかは分からないが、是非素晴らしい先生になって欲しいと思う。
無事6時半に移植終了。


何も起こらないとは思っていたけど、実際終わるとほっとした。
ドナーさんの善意が流れ込んできた事を実感した。