誕生日や命日の記念日は

その子のことを思い出してしまいますよね。

イヤイヤ、いつも心の中にいて

忘れているわけではないから

思い出すというよりは

その子にスポットがあたり

その子のことを強く感じる日かな。



いいことだけを思い出せればいいけれど

やっぱり 

ああしておけば良かったとか

逆にしなければ良かったと思うことも

頭の中と心の中をグルグルします。



うちの末っ子レキオくん

14歳で虹の橋を渡りましたが

実は、、、

スケーリングの後に急逝しました



スケーリングの後

元気がないから入院させると言われ

点滴を流してたそうですが

翌日帰宅後、急変し

肺水腫のような感じで

亡くなってしまいました

(救急に行きましたが、レントゲンを撮ったりする状況ではなく、おそらく肺水腫という診断です)



病院から帰宅してからは

少し呼吸が苦しそうだなと思い

救急病院へ。


病院に行く前、私がレキオって呼ぶと

笑顔でケージからでてきて

この状態から死へは全く想像もつかず

本当に突然のことでした。




今でもそれは私の心の奥に残り

あの時の恐怖や不安、後悔が

たまに心の表面にでてきます。



いつも思い出すのは

レキオが私に向けてくれた最後の満面の笑み

そして鼻から出血した状態の

亡くなったレキオ




過去のことを

すっぱり断ち切れる人もいるけれど

私は無理で。

いつまでも考えないで、、、

と言われたりもするけど

私は考えていかないといけない

この先も十字架を背負っていかないと

いけないと思っています。



それは、私はレキオの飼い主だから。



獣医師さんに相談して

もちろん、麻酔かけても大丈夫かの事前検査をして

ゴーサインがでたから行ったスケーリングだけど


スケーリングをすると決めたのは飼い主の私で

スケーリングしないといけない状況に

してしまったのも飼い主の私だから。

私に責任があると思っています。



だから

レキオの特別な日は特に

レキオを弔う気持ちでいたい



そして、私の悲しい出来事を皆さんにも

知ってもらい

同じことが起こらないようになって欲しい。


他人事ではなく

自分と愛犬にも起こり得ることと

思っていただけると

言葉悪いけど、、

レキオも無駄死にではなかったかなと

思いたい・・・





  歯磨きの重要性


    

14歳でスケーリングすることじたい

麻酔が心配ですよね。

信じられない!と

思われる方もいると思います。


私も麻酔がすごく心配で

そう思ってたはずなんですが、、、




レキオのママのりんちゃんが

15歳でスケーリングをしないといけない

状況になりスケーリングを行いましたが

何も問題なく終えたことで

私の中の麻酔に対するハードルが

下がっていたと思います。

(状態もりんの方が心臓悪かったので)




レキオは僧帽弁閉鎖不全症と

診断されていましたが

お薬の量もまだ少なく

毎月エコー検査もしていて

病院のことも全く疑うことなく

信用していました。

事前検査をした上で

獣医師から許可がでたから大丈夫だと。



でも、りんと大きく異なるのは

りんとは違う病院だったんですよね。

りんは病気を持ってるので

専門的な病院。



レキオはお薬は少し飲んでるにせよ

健康だと思ってて街の動物病院でした。




老犬で致し方なく

麻酔をかける場合は

病院は本当に選んだ方がいいと思います。

いろいろ経験して思うことは

病院によってレベルは全然違う。

病気を持ってるほど

病院選びは大切です。




麻酔は怖いもので

スケーリングで亡くなる子も

何万件に1件はあると

聞いたことがありますが

まさか

自分の愛犬の身に起こることだとは

思ってもいませんでした。



スケーリングは

全身麻酔をかけて

行わなければならない

わんちゃんの体に負担のかかる処置です。



なるべくなら

行わない方がいい。


でも、歯磨きしてても

どうしても歯石って

付いちゃう子もいますよね。



レキオも歯磨きしてましたが、、、

やり方が悪かったのかな。



私は、スケーリングに全く否定的ではなく

どうしても必要な子には

若い頃にやってあげるのが

いいのかなと思います。



歯周病は

細菌が体の中を巡ると

心臓まで影響を及ぼす怖いものだから。




そうなると

歯磨きはとっても大事ですね!



今は私が飼い始めた22年前に

比べたら

歯磨きの仕方も

You Tubeなどの動画でも見れるし

ペットショップで

歯磨き講習会をしていたり

学ぶところはいっぱいあります。

もちろん、病院で看護師さんに

聞いてもいいですね。



歯磨きグッズも驚く程増えていて

歯ブラシに慣れない子には

シートもあるし

歯磨き粉もいろいろありますよね。

この今の状況をみても

歯磨きが重要視されてるのが

わかると思います。



ちょっと歯磨き苦手かなと思う

私みたいな方は

私とレキオみたいにならないように

歯磨き頑張ってみて下さいね。




シニア犬になってから慌てないように

日頃の歯磨きが大事です。





そして今日はレキオの誕生日お祝いケーキブーケ1ラブラブ


生きていたら19歳



レキオにはゴメンねしかないけれど

レキオの経験したことが

みんなに伝えることで

わんちゃんたちのためになるよって

褒めてあげたい

(かぁちゃんがみんなにお伝えするね)



レキオありがとう!!




 注意スケーリングとは、歯周病になったわんちゃんの歯石をとる処置のことです。

全身麻酔をかけて行われ、通常日帰りで帰れます。

スケーリング前には麻酔をかけて大丈夫かの、事前検査(血液検査)を行うのが通常だと思います。

私の経験談です。詳しくは獣医師さんにお尋ね下さい。