消費税が社会保障に多く使われているてるっていう話ですけども、元々これ一般財源じゃないですか? つまりは金に色が付いていないんだから、消費税のどれだけの分を使ったことは不明なわけです。

でも、安倍さんが総理大臣時代に言ってくださいました。増税分、何に使ったかっていったら、要は二割程度は社会保障に使ったけど、八割は借金返しに使ったって言ってるんですよ。
だから社会保障の財源として消費税が必要だ、っていうことは、少しちょっと事実違います。

事実は何かといったら、直間比率の是正でしょ。皆さんご存知でしょう89年以前の議論を見てみてくださいよ。金持ち、大企業に対して減税、その穴埋めの間接税をどうやって作るかっていう話で始まったのが、消費税じゃないですか。

この消費税によって国が弱ったんですよ。なぜか? 消費が弱って所得が落ちた。それによって当然、物が売れないから企業は賃下げ、他にも解雇、そういうふうに進んでいた25年でしょ。

生産拠点も海外に移っていった。国内空洞化ですよ。これを逆回転させなきゃいけない。今、円安の時に日本の国力を高めるためには、まずはみんなの消費に対する罰金をなくす。

それによって需要を喚起し、そして国内生産されたものを、どんどん政府が政府調達で買っていく。バイ・メイドインジャパンですね。
日本製品を国が積極的に買っていくってことが重要なんだろうと。消費税廃止はマストです。

#山本太郎 #れいわ新選組 
2022年6月21日 日本記者クラブ「9党党首討論会」
https://youtu.be/2InmhxmVC3M