オカンは米寿(88才)になった。かなりボケてきた。

モラ夫の葬儀の時、弟と妹も参加したが、その時2人ともオカンの様子に驚いてた

モラ夫氏の抗癌剤闘病生活が4年半続き、

その間、オカンは1人でいることが多くなったんも原因の1つかもな。

80代も後半になるとやっぱりこうなってしまうんか?

昔はどんなことでも瞬時の決断とテキパキ動作でみごとに完了させる賢いオカンやったんやけどな。

もう、人の話なんか全く聞いてないし、同じ質問を何回もする始末。

私の話もその時はうんうんて聞いてるんやけど、次の日になったら完全に忘れとるし。

まあ、ここのところ状況が急変して、頭の中で大量に流れてくる情報を処理できてないんやとは思うけど、それにしてもボケっぷりは凄まじい。

関西人にしか分からんかも知れんけど、ほとんど「間寛平」状態。「何がや?」「いつや?」「どこでや?」

 

先日、モラ夫の「障害者手帳」を返却しに福祉課に行ったついでに、オカンの介護認定も申請した。来週調査員が面談に来る予定。

しかし、短い時間だけオカンと接して何か分かるんか?調査員

自分の名前言わしたり、今が何年何月何日かとか、1人で日常生活送れるんかちゅうことだけ確認するだけやったら、全部大丈夫やで。

それで結局「非該当」にされるんか?

 

私が望んでることは何もデイサービスに行かしたり、ヘルパーさんに来てもろたり、風呂サービス受けたりとかそんなたいそうなことではない。

私がやってほしいのは、手すりの設置風呂の扉の交換

とにかく、オカンはもう足元がフラフラ、ちゅうかイラチやから自分では動いてるつもりが足がついていってないから、しょっちゅう転けとる。肋骨にヒビいったこともある。これを何とかせんと。

それと、あのボロ屋の風呂の扉、何故か「風呂側に押す」アホみたいな扉になってんねんな。あんなもん、風呂からどうやって出るねん?また転けるがな。

いずれにしても「手すり」と「風呂扉」は「非該当」になろうがやってもらうからな。

それにオカンはもう何十年も前に阿倍と同じ難病指定の「潰瘍性大腸炎」を煩って1ヶ月ほど入院しとる。今でも経過観察で月に1回は消化器科に通院。

これて有利な点になるよな。

 

不安になるのは「もしかして私もこうなってしまうのか?!」

それやったら、もうモラ夫みたいに癌に罹って適当な時に死んだ方がエエかもな。

私の場合は「幸いなことに」「第2の患者」も存在せーへんから、1人でお気楽な闘病生活を送って、最後は病院で寂しく死んでいくとするか。