「血液型占い」(実際には占いではないが)というものがあるが、

実際のこと、個人の血液型と性格には何の関係もない。

ただ、経験上言わせてもらうと、「対人関係の持ち方」には各血液型の特徴が出ると思ってる。

 

うちのモラ夫は何十年も一緒にいたら、「以心伝心」で気持ちが伝わるようになると思とる。

しかし、それは大いなる間違い。

あいつは対人関係の持ち方を間違ってる。完全に。

それで人生の2/3は損してると思われる。

そうなるのは、あいつには「他者の理解」ができていないから。

 

そもそも、他者というは自分以外の人間。

親であれ、兄弟姉妹であれ、親しい友人であれ、ましてや夫/妻であれ、

それらはすべて「他者」

自分と他者は、いわば2つの円が交わるその領域を共有しているのであって、

2つの円が完全に一致することなどない。

その交わる部分が大きいか小さいか、あるいは「ない」かの違いだけ。

いくら親しくても他者のことをすべて理解することはできないし、その必要もない。

他者には自分にとって許容できない部分も当然あるだろう。

しかし、大事なのはそこではなく、他者と交わってる共有する部分

 

何年一緒にいようが、共有できるのは交わってる部分だけ。

時間とともに変化するのは、その部分が大きくなるか、小さくなるか、無くなるかだけ。

2つの円が完全に一致することなどないねんで!

そこが分かってないから、

長いこと一緒におるのに、何で自分の気持ち/考えを分かってくれへんねん!てなるんやろうな。

2つの円を無理やり重ね合わせようとするんやろうな。

ほんで、私が「アスペルガー」やちゅう結論に達しとるんやろうな。

それがモラ夫になる原因の1つでもある(元々の気質も関係してるが)。

言い換えると「他者に期待しすぎ」なんかもしれん。

時間をかけたら、他者が何も言わずとも自分をすべて理解してくれると思てるんやろう。

でも、それはあり得へんから。