せっかく美容室へ行って時間とお金をかけたのに、家に帰って鏡を見たら「あれ、全然染まっていない…」とショックを受けた経験はありませんか。

染め直してほしい気持ちはあるけれど、美容師さんに連絡するのは気まずいし、クレーマー扱いされたらどうしようと悩んでしまいますよね。


言えないままモヤモヤを抱えて過ごすのは本当につらいものです。角を立てずにこちらの希望を伝える方法を、わたしの実体験も交えながら整理してみました。


実はわたし、美容師でした。(あ、だいぶ昔の話です)その美容師になろうと思ったきっかけが正にこのカラー事件でした…

学生時代、初めて行く美容室でカラーをお願いしました。憧れのあの色にしよう!と、ワクワクしながら言ったのに全然思った様に染まっていない…

なけなしのお金で奮発したのに、それはそれはショックで、どうしようかなぁと散々悩み、美容室に連絡しました。

すると、担当の美容師さんがとーっても親切で丁寧に嫌な顔ひとつせず、染め直してくださいました。

その時、この美容師さんはお客様思いで、なんて素敵なんでしょう!!と感動して、わたしもこんな人になりたいと美容師を目指すことにしました。

この出来事は、美容学校の面接でも、就職の面接でも話しました!笑

 

おっとー、こんな話は置いといて…

美容室でカラーが染まっていない時にどう伝えるべきか?

仕上がりに納得がいかないとき、一番気になるのは「こんなことで連絡して迷惑じゃないかな」という点かもしれません。

けれど、染まっていないと感じたまま我慢する必要はないとわたしは考えています。

染まり具合に違和感を持ったときの率直な気持ち

お店の照明の下ではきれいに見えても、自宅の洗面所や自然光の下で見ると「根本が明るくなっていない」「白髪がそのまま浮いている」と気づくことがあります。

わたしの場合も、パートの前にウキウキで鏡をのぞき込んだら、気になっていた根本がほとんど染まっておらず、胸がスーッと冷たくなった記憶があります。

時間もお金も使ったからこそ、悲しいやら悔しいやらで頭がいっぱいになってしまうのですよね。

遠慮せずに連絡しても問題ない理由

美容師さん側にとっても、お客様が思い通りの色にならずに悲しんでいる状態は本意ではないはずです。

多くのサロンには技術保証の期間が用意されており、染まり直しに対応するのはごく自然なサービスの一環となっています。

美容師さんはプロですから、色の入りにくかった髪質を把握して、次は薬剤の配合や放置時間を変えて対応してくださいます。

連絡をためらわなくてよい理由:
・多くのサロンにお直しの保証制度がある
・美容師さん自身も「思い通りの仕上がり」を届けたいと思っている
・髪質や染まり具合のデータは次回の施術にも役立つ

クレーマーと思われない上手な伝え方のコツ

クレーマーと思われたくないときは、美容師さんを責めるのではなく「相談する」という姿勢をとるのが安心です。

ちょっとした言葉の選び方ひとつで、相手に伝わる印象はガラリと変わります。

電話やメッセージで使えるそのままの言い回し

電話をかけるときは、施術してくれたことへの感謝を添えつつ、鏡を見たときの状態をそのまま伝えるとスムーズです。

「担当してくれたスタイリストさん、

とても丁寧だったのに申し訳ないな」と感じる優しいあなたでも、この言い回しなら角が立ちにくいと思います。

電話でそのまま使えるトーク例:
「〇日にカラーをしていただいた〇〇です。その節はありがとうございました。
帰宅して自然光で髪を見てみたところ、根本の部分があまり染まっていないように見えてしまって……。
わたしの髪質のせいかもしれないのですが、一度見ていただくことはできますか?」

「わたしの髪質が染まりにくくて」というニュアンスをほんの少し混ぜるだけで、相手も身構えずに話を聞いてくれます。

電話が苦手な場合は、予約サイトのメッセージ機能やサロンの公式LINEを活用してみるのもおすすめです。

相手を責めずに事実だけを伝える工夫

連絡するときに気をつけたいのは、「ヘタクソだった」「お金を返して」といった感情的な言葉を使わないことです。

あくまで「光の加減で見え方が違った」「希望の色味より暗く(または明るく)残っている」という事実だけを淡々と伝えます。

感情ではなく事実を共有してもらえると、担当の方もどんな薬剤を準備すれば直せるかを冷静に判断できます。

お直しをお願いする前に確認しておきたいポイント

サロンへ連絡を入れる前に、いくつか頭に入れておきたいルールがあります。

事前にお店の決まりを把握しておけば、余計なトラブルや不安を防ぐことにつながるはずです。

美容室の保証期間と連絡のタイミング

ほとんどのサロンには「お直し期間」が設定されています。

無料お直しの期間 →施術日から約1週間〜10日以内
連絡するタイミング →違和感に気づいた当日、または翌日
来店までの日数→ 期間内に連絡さえすれば、来店は翌週以降でも相談可能な場合が多い

 

期間を過ぎてしまうと「日数が経って色が抜けたのか、最初から染まっていなかったのか」の判断が難しくなり、有料になってしまうサロンもあります。

 

迷っている時間があるなら、まずは期間内に「電話で一報を入れておくこと」を優先してみてください。

当日の施術代金はどうなるか?

気になるお直しの料金ですが、保証期間内であれば基本的に無料で行ってくれる美容室が主流です。

ただし、当初オーダーした内容とまったく別の色に変えたい場合や、追加でトリートメントを頼む場合は別料金がかかることもあります。

不安な場合は、予約の電話の段階で「今回は無料でお直ししていただける範囲でしょうか?」とやさしく確認しておくと安心感が増します。

お直しの当日に気まずさを減らす過ごし方

連絡が無事に済んだとしても、いざお店のドアを開ける瞬間はやっぱり緊張しますよね。

わたしも再訪したときは、受付でどんな顔をすればいいのか分からず、足がすくみそうになりました。

担当の美容師さんと顔を合わせたときの第一声

お店に着いたら、気まずい空気を出さずにサラッと挨拶してしまうのが一番楽です。

「お忙しいところ、お時間を作っていただきありがとうございます」と笑顔でひと言添えるだけで、店内の空気はぐっと和らぎます。

美容師さんも「嫌な思いをさせてしまったかも」と緊張している場合が多いので、こちらから感謝を伝えるとホッとしてくれます。

仕上がりのイメージを共有するための準備

二度手間にしないためにも、今度はどんな色に仕上げてほしいのかをハッキリ共有することが大切です。

言葉だけで「もう少し明るく」「根本をしっかり」と伝えると、お互いのイメージにズレが生まれやすくなります。

スマートフォンの画像を用意して、「この写真の根本くらいまで色を入れたいです」と視覚的に見せるのが確実な方法です。

モヤモヤした気持ちをすっきり解消する次の一歩

カラーが染まっていないと感じたときは、我慢して泣き寝入りするのではなく「髪質の相談として早めに電話をかけること」が一番の解決策です。

丁寧な言葉遣いと感謝の気持ちを少し添えるだけで、決してクレーマーと思われることはありません。

まずは深呼吸をして、サロンの保証期間を確認し、手元のスマートフォンからお店へ連絡を入れてみてください。

納得のいく髪色を取り戻せたら、今度はその色を長持ちさせるための日々のシャンプー選びなどについても、また改めてじっくり向き合いたいテーマですね。