やはり、個人総合3連覇やってくれましたね。
東京開催ということで、テレビで連日世界体操が放送されたということで、内村選手ファンが急増したように感じます。
北京から注目していた古代でも驚いたのが、床で繰り出したG難度の超大技リ・ジョンソン(2回宙返り3回捻り)だ。
彼の捻りの早さに審判の肉眼が追いつかず、D難度判定(2回宙返り2回捻り)と誤審されたほどだ。
彼の着地の美しさは、彼の捻りの高速回転と、それによる捻り終わりの早さ、捻りからの美しい放しが関係している。捻り終わりが早い分、着地への準備が早くできるのだ。

着地の精度をあげるには、実は捻りの精度をあげるのが良いのである。
なぜ、彼の捻りが美しいのか、であるが、実は両親が営む体操クラブで練習したトランポリン競技が影響をしている彼は体操競技に集中する前、実はトランポリン競技を行っていた。空中での滞空時間が短い体操競技に比べ、ご存知の通りトランポリンは空中で体操競技より十分な時間がある。その長い滞空時間でより美しく、より難易度の高い宙返りを展開しなければならないのがトランポリン競技であり、その競技に没頭した内村選手はトランポリン流の宙返り、捻り、そしてワザの放しを習得しているのである。
したがって、彼のワザは他の選手とは異質なのだ。

古代も高校生の頃、体操部に乗り込み、少し体操で遊ばせていただき、文化祭とやらで演技をさせていただいたことがあるが、その時、体操部の連中に驚かれた経験がある。それは、捻り終わりの早さ、空中姿勢の美しさである。そして、捻りの精度が高い分、着地でも滅多にぐらついたことがない、ましてや慣れない床運動でも失敗をしなかった。
この経験から、内村選手のワザの精度の高さ、着地精度の高さを理解することができる。

と、余談になったが、本日の種目別では是非、体操の花形種目”鉄棒”でまたもや金メダルを獲得してほしい。最近は少し構成を変えているが、個人的には屈伸コバチを再度構成にいれてほしい。

種目別では多いに冒険をし、他の選手に自分の到達しているレベルを示しているが、”鉄棒”でも例外なく、最高難度で挑んでくれると思われます。


$SFC院生の研究生活