大好きなブロガーがいる。もうかれこれ3年間は彼のブログに首っ丈だ。この若干チャラチャラした感のあるアメブロランキングに登場する芸能人のブログでもなければ、いわゆるカツマー的な著名な知識人のブログでもない。

その方はごく一般のサラリーマンで、小生と同じく社会人経験を数年積んだ後に大学院でマスターを取得した経歴をもつ方だ。経歴的にドメスティックなのだが、考え方だけは欧米化されていらっしゃる。そして、ごく普通のサラリーマンなのだが、奥さんと結構裕福な暮らしをしている。きっと、家が金持ちなのであろう。
その方は、小生がいうのも何なのだがとても変わっていらっしゃる。というよりかナイスだ。とても回りを見渡してもお目にかかれない。以下は、彼の特徴の一部である。

1.とてつもなくケチなのだが一流品を好む

氏は一流品を好む。しかし、何を買うにも価格ドットコムやヤフオクで入念に調査し、その調査は数ヶ月に及ぶことがある。数ヶ月の調査し、その調査結果をベースに店頭で値切る。
また、その値切り方が戦略的だ。まず、彼は店の売上げ推移などを分析し、どのタイミングでいけば店は値切りを容認しやすいのかを考える。そして、商品の競合などを入念に調べ上げ値下げの際の材料にする。また、その商品の後継などの情報も細かに調べ、値切り交渉を建設的に組み立てていく。
その結果として、彼は見事に戦利品を最低価格で勝ち取り嬉しそうにブログで報告をする。
数百円単位の値切りのプロセスなどを拝見すると、とてもケチなのだが買っているものは一流品のみである。一流品好みなのだがケチなので、なぜか嫌みに感じることがない。このプロセスを見ると、とても暇そうに見えるのだが、とても激務でいらっしゃる。一体、どこにそのような時間があると言うのだ。

2.新しいものに対して懐疑的で古いものに固執するが、結局は新しいもの好き

氏は革命的な商品やサービスに対して大変懐疑的で、時にはこのようなものは必要ない、今あるもので十分である。とまで言い切ってしまう。最近でいえば氏はiPad不要論を唱えていた。内容は、ラップトップで十分、SONYのZシリーズが最高じゃないか、そもそも電化製品の輸入品を買うことは国益に反する、などと言った感じだ。(氏は電化製品はすべて国産派)しかし、氏の主張はiPad2が出たころからコロッと変わってしまった。おそらく、iPadのヒットにより他社から続々とタブレットPCが発売され、どうやらポストPC時代への突入を感じ取ってしまったのだろう。そのタブレットPCの中で、やはり一流品を好む氏はiPad2が欲しくなってしまうのだ。そして、うんちくを披露した後に嬉しそうにiPad2の購入を報告し、レポートしてしまう。といった具合が3年間に何度となく繰り返されてきた。とても爽やかに主張を変え、そして微笑ましく持論を展開していく姿勢がなんとも謙虚で柔軟性がある。また、特に経営学などを駆使して論じるので勉強になる。しかし、面倒くさがりの氏は適当なレポートを展開することも珍しくない。その適当さがさっぱりとしていて素敵。


これは氏のユニークな特徴のごく一部である。小生の駄文では氏の味わい深さを形容することは難しい。
小生は氏にいつかは会ってみたい。3年間もベンチマークしているのだから。
氏に会った後、氏のブログに登場する、これは小生の小さな夢なのでございまする。