こんにちは。古代です。
本を読み進めていますが、図解にしてくれれば大変助かる本ですね。
特に事例が大変わかりづらい。以下は基礎なので問題ないですが、懇切丁寧に説明があったので纏めてみました。
社会科学には二つの伝統的な「定量的」研究と「定性的」研究である。
定量と定性の研究方法のスタイルは、非常に異なる。
◆「定量的」研究
数字と統計手法をよういる。ある現象の特定の側面を推量的に測定し、それに基づいて研究する傾向がある。また、一般的な記述をしたり、因果関係の仮説を検証するために、具体的な調査対象から抽象化を行う。定量的研究は、他の研究者によっても容易に追試可能(レプリカプル)な測定や分析を目指すものである。
<まとめ>
・数字と統計手法を用いる。
・ある事象の特定の側面を数量的に測定
・一般的な記述・抽象化を行う
・因果関係の仮説の検証を目的としている
・容易に追試可能な測定や分析を目指す
◆「定性的」研究
広範囲のアプローチが含まれるが、定義上、これらのアプローチは、数量的な測定に依拠しているものではない。一つ、もしくは少数の事例に着目し、徹底的な聞き取り調査を行ったり、歴史的資料を綿密に分析する傾向をもつ。方法論的には論拠的であり、ある出来事や観測される単位を、おおまかに、あるいは包括的に説明することに関心をもつ傾向がある。
<まとめ>
・一つ、もしくは少数の事例に着目し、徹底的な聞き取り調査を行ったり、歴史的資料を綿密に研究。
・方法論的には論拠的であり、包括的に説明することに興味をもつ傾向
・地域研究や事例研究に結びつけられる。
◆この本の主張
このように、二つの研究方法があるのだが、両者は時として対立する。定量的な研究者の中には、体系的な統計手法に基づく分析こそが、社会科学における心理への唯一の道であると信じ、また定性的研究者はそれに対し反発する。
しかし、このKKVはそもそも研究とは「定性的」と「定量的」研究のどちらか一方に収まる研究は、ほとんどないと主張している。最も優れた研究は両者の特徴を備えているものである。
しかし、この本は「定性的」研究に「定量的」研究を支える正確に定義された統計的手法を要入れば、変数を数量的には測定できないような研究を含むあらゆる種類の研究を、抽象的な数式(フォーマル)モデルによって表現することができると主張している。統計的手法を用いない研究者も、定量的な研究者が自覚に採用している科学的推論のルールに注意を払うようにすれば、より信頼できる結果を得られる。
<まとめ>
要は、二つの研究方法のうちより科学的なのは「定量」であるが、優れた研究は二つの方法を採用している為一概にはいえないと。しかし、「定性」研究に「定量」研究の考え方を反映させればより信頼できる研究になり得る、といったことなのかしら。
うーむ、定性的研究者に大変配慮した文章であるけれども、要は「定量的」研究者の科学的推論のルールを取り込むと良い論文書けるよ!ということを言っているのだろうか。
あぁ、、、もっとわかりやすく書いてほしい。。。。
ただ、たしかに「定性的」研究には追試が不可能で、研究方法が公開されてないものも散見されるため(院生レベルで結構多いかも)、彼らからすると「なぜこうなった!?」の部分の方法論が書かれていないから駄目な論文と思ってしまうのだと思う。そう思うと確かに、彼らの主張は頷ける。
社会科学のリサーチ・デザイン―定性的研究における科学的推論/G.キング

¥3,990
Amazon.co.jp
本を読み進めていますが、図解にしてくれれば大変助かる本ですね。
特に事例が大変わかりづらい。以下は基礎なので問題ないですが、懇切丁寧に説明があったので纏めてみました。
社会科学には二つの伝統的な「定量的」研究と「定性的」研究である。
定量と定性の研究方法のスタイルは、非常に異なる。
◆「定量的」研究
数字と統計手法をよういる。ある現象の特定の側面を推量的に測定し、それに基づいて研究する傾向がある。また、一般的な記述をしたり、因果関係の仮説を検証するために、具体的な調査対象から抽象化を行う。定量的研究は、他の研究者によっても容易に追試可能(レプリカプル)な測定や分析を目指すものである。
<まとめ>
・数字と統計手法を用いる。
・ある事象の特定の側面を数量的に測定
・一般的な記述・抽象化を行う
・因果関係の仮説の検証を目的としている
・容易に追試可能な測定や分析を目指す
◆「定性的」研究
広範囲のアプローチが含まれるが、定義上、これらのアプローチは、数量的な測定に依拠しているものではない。一つ、もしくは少数の事例に着目し、徹底的な聞き取り調査を行ったり、歴史的資料を綿密に分析する傾向をもつ。方法論的には論拠的であり、ある出来事や観測される単位を、おおまかに、あるいは包括的に説明することに関心をもつ傾向がある。
<まとめ>
・一つ、もしくは少数の事例に着目し、徹底的な聞き取り調査を行ったり、歴史的資料を綿密に研究。
・方法論的には論拠的であり、包括的に説明することに興味をもつ傾向
・地域研究や事例研究に結びつけられる。
◆この本の主張
このように、二つの研究方法があるのだが、両者は時として対立する。定量的な研究者の中には、体系的な統計手法に基づく分析こそが、社会科学における心理への唯一の道であると信じ、また定性的研究者はそれに対し反発する。
しかし、このKKVはそもそも研究とは「定性的」と「定量的」研究のどちらか一方に収まる研究は、ほとんどないと主張している。最も優れた研究は両者の特徴を備えているものである。
しかし、この本は「定性的」研究に「定量的」研究を支える正確に定義された統計的手法を要入れば、変数を数量的には測定できないような研究を含むあらゆる種類の研究を、抽象的な数式(フォーマル)モデルによって表現することができると主張している。統計的手法を用いない研究者も、定量的な研究者が自覚に採用している科学的推論のルールに注意を払うようにすれば、より信頼できる結果を得られる。
<まとめ>
要は、二つの研究方法のうちより科学的なのは「定量」であるが、優れた研究は二つの方法を採用している為一概にはいえないと。しかし、「定性」研究に「定量」研究の考え方を反映させればより信頼できる研究になり得る、といったことなのかしら。
うーむ、定性的研究者に大変配慮した文章であるけれども、要は「定量的」研究者の科学的推論のルールを取り込むと良い論文書けるよ!ということを言っているのだろうか。
あぁ、、、もっとわかりやすく書いてほしい。。。。
ただ、たしかに「定性的」研究には追試が不可能で、研究方法が公開されてないものも散見されるため(院生レベルで結構多いかも)、彼らからすると「なぜこうなった!?」の部分の方法論が書かれていないから駄目な論文と思ってしまうのだと思う。そう思うと確かに、彼らの主張は頷ける。
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