寝る前や朝目が覚めてベッドの中で、私は時々パピーの言動について考える
パピーに悪魔が憑いているとわかってから、1年と7か月ちょっと
今までのパピーの言動に対する疑問が、一つの線になりすっきりした
1年前に始めた副業のお客さん、銀行の小切手で払う人がたまにいる
それを私は壁に2枚貼っていた
気づくと2枚ともない
すぐにパピーのところに行くと、銀行で換金しようとしたけどチェックを失くしたと言う
探すから待て、そのうち出てくるから慌てるなと
2ヵ月位前のこと
でも探す様子が見えない
定期的にあのチェックはどこかと聞くと、心配しなくてもこの家のどこかにあるのは間違いないと言うパピー
パピーとの20年近い付き合いで、大嘘付きの大悪魔のどうしようもない男であるということは分かっているのに
悪魔のパワーが働いて、通常の青い守護天使が憑いている普通の人間は騙される
私はパピーのその言葉を信じ、定期的にパピーの数少ない(というか冷蔵庫、ファンシーケース、プラスチックの6段の引き出しの3点のみ)家具の中を探していた
そして今週は特に、パピーが劣化したプラスチック6段のケースを新しいのに変えた為、引き出しの中の物を全部床に出していたので私もずっとそれを見てチェックが出てくるのを待っていた
だがチェック2枚は出て来ない
パピーに、本当のこと言うてみ
使ったなら使ったで怒らないから、本当のことを知りたいと取引しようとしたら
あーもうたくさんだ、ここまで来ている!と自分の首の所を指して
私がチェックを探せと言い続けることに、ものすごいストレスを感じるとホザいた
自分で失くしてそういうことを平気で言えるのは、悪魔憑き人間の特徴
自分が悪い事をしてそれを指摘されたり責められたりした場合、攻めた相手が悪いとすり替える
自分が言っていることが常識外れだということを理解しないしできない
これで1000回以上、パピーにイラっと来ているし大喧嘩にもなっている
だが相手に悪魔が憑いていることがわかってからは、最近はエネルギーの浪費をしないよう多少制御できるようになった
そして娘にお願い
「スマホロック解除してあげるから、とーさんとこ言って本当のこと白状させてきて!」
「はくじょうって何?」
「白状って本当のことを言わせること!スマホボーナスタイムつけてあげるから早く」
「オッケー」
娘に天使や悪魔の声が入ることを、パピーは知っている
それを時々私は利用している
「パピー、声が入ってきた。本当のこと言いなさいって。本当はチェックのお金使ったんでしょって。嘘を付くと神様がもっと悲しむよ!」
と娘に言わせた
するとパピー、娘には本当のことを白状した
こっそりチェックのお金を換金し、こっそり使ったらしい
すぐにパピーの所に行って一発・・・・った
普通の男なら、自分の何が悪かったのかわかる場合が多い
でもパピーは悪魔が憑く程人間性が低く頭が悪いので、頓珍漢な言い訳を平気でする
返せばいいんだろと
問題はそこではない
やっぱりわかっていない
お金を返せばいいという問題ではない
何か月も探せ探せと言い続け、私が探している姿まで何回も見ている
問題はそこにある
嘘を付かれた相手は、無駄な動力を使っている
そして頭が非常に悪いので、返すと言っているのにその態度は何だ!と反対に逆ギレをする
昔だと大喧嘩になり、サラダ油が飛んだり洗面器の水をぶっかけたりまで発展していたが
悪魔が憑いているんだからと私は自分に言い聞かせられるようになり
昔にやっていたような大喧嘩にまではあまり発展しなくなった
これもすべて、パピーに悪魔が憑いていると判明したおかげ
世の中で喧嘩ばかり繰り返している夫婦
きっと相手のどちらかに悪魔が憑いている
悪魔が憑いているとわかれば、少しは諦めもついて喧嘩を制御できるようになるかもしれない
娘のバイオリンの先生がそうであるように
悪魔が憑いていると理解できたら、悪魔がそうさせている、怒るだけ自分が損だと感じるようになってきたらしい
それでもまだまだ軽い口論はしているらしいが
20代前半の若いバイオリンの先生だが、気が合う
娘のバイオリンのレッスンはいつも2時間
先生はビールが好きなので、水やお茶ではなくビールを出す
日本では先生が酒を飲みながら生徒の家で教えるなどありえないだろう
先生はバイオリンの腕はいい
この前、念願のオーケストラ入団試験に受かり、やっと先生に固定給が確定した
日本で誰か他人のことをここまで喜べただろうか・・・・・