ギプスは取れたものの
まだ歩くのが痛かった私はいつもベッドの上でゴロゴロしていた
突然娘がやってきて
「マミー、足が見える!足がいっぱい見える様になった!そこらじゅうに足がある!」
「足?」
突然いろいろな色をした足が見える様になった娘
店の中や道路、家の中やそこら中に足が出現
そしてよく見てみると、人にも足がついているらしい
ベッドからソファーに移り、娘の話を真剣に聞いた
どんな足なのかを聞くと
膝から下で靴ははいていない
足の指の形もない
足にはそれぞれ色がある
私とバルコニーから道路を歩く人たちのを見た限りでは
殆どの人に二人分の足がついているとのこと
そして足には色があることにすぐに気づいたらしい
とりあえず、どんな色の足が見えるか聞いてみた
「マミーのは何色?」
「うん、そこにいる。マミーのは青二つ!」
「青二つっていうのは、足が合計4本?」
「そう、4個!」
「水みたいでぴちゃんぴちゃんってユラユラしてて気持ちいい感じ!私も青2個!マミーと同じ!」
「そっか、じゃあパピーのも見て来てくれる?」
と、娘にパピーに憑いている足の色の確認に行ってもらった
家の中にいたパピーを探して足の色を見てきた娘
「見てきたよ、パピーのは青と黒!」
黒・・・・・黒?![]()
そうか、黒もあるのか、黒か、黒![]()
「黒は青と違って、ガチガチカッチンって感じで固い感じに見える!」
嫌な予感
娘とバルコニーに出て、道路を歩いている知っている人たちの足を見てもらった
あの人は・・・・・
青と赤、あの人も青と赤、あの人は青1個、あの人は・・・見えない、足がない
あの人はえっと青3つ!、青1個、青と赤
このような感じに、人の後ろに見える足の色を教えてくれた
赤い足はどのように見えるかを娘に聞くと
炎が燃えていて火のような感じ、そう焔ビトみたい!
と、日本のアニメが大好きな娘が教えてくれた
娘に足が見える様になり1時間も経たないうちに
人が持っている足の色は
その人の内面や人格に関係するものではないかというのがなんとなく分かった
青い足を持っている人は普通に良い人![]()
赤い足を持っている人はものすごく悪い人ではないが、わかりやすく言えば背信者![]()
娘は青に心地よさを感じ、赤に炎を感じ、黒に固くてガチガチなものを感じた
まさか黒は・・・・・・・・![]()
青一つの人は、青二つの人に比べ、優しさや真面目さに少し劣る
青と赤の組み合わせの人は、優しい部分もあるが
人を平気で裏切ってしまう部分があるので赤を持っているといった感じだろうか
黒い足が意味するものを知るのにぴったりな人間がいた
そいつが通らないか娘とずっとバルコニーから下を見ていた
そいつが黒い足を持っているなら、間違いない黒は・・・・・
1時間待ってもそいつは通らない
諦めて私は風呂に入った
すると娘が飛んできた
「マミーマミー!見たよ、見た、XXXXXの足の色!黒2個!」
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思った通り、黒は最悪な人格を意味していた
そいつはなぜか私をボスと呼び慕ってくれるが人間の屑
マリファナ関係の闘争で人を殺してしまったこともある奴
金がない時は平気で路上で強盗もする
そんな人間の屑と何故か仲良くなってしまい慕ってくれるようになった
私の言う事なら何でも聞いてくれるが、未だにそいつに頼みごとをしたことはない
娘に何かあったら、自分がどうなってもかまわないから
確実に〇ってくれるといつも言ってくれる熱いところもあるがあまり関わりたくない奴だ
そんな奴と同じ黒い足を1人分持っているパピー・・・・・・・・・・・・![]()
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そいつには青がない
黒い足二つ
うちのパピーは青一つある
その日を境に、旦那に関して抱いていた長年の疑問が一気に解決した気がして少し晴れ晴れとした気分になったのも事実![]()
次回に続く