◆Over the rainbow◆ -10ページ目

2009/04/17

結局さ

やっぱり
私の神様は
あいつだけだったんだ



たったメール1通で
あんなに
身体が熱くなるなんて
思わなかった


"約束"
こんなありふれたフレーズが
こんなに嬉しく思えるなんてね






好きだよ


どうしようもなく

大好きだ

2009/04/05

蝶は今日

またひとつ

大人になります







寂しくても
知らないからね




病気とか
したら嫌だからね




ちゃんと
ご飯食べるんだよ

早く寝るんだよ







また

ちょくちょく
帰ってきなさいよね







あの街を
ぶらりと歩いても
もう蝶は
どこにもいない



おそらく
あいつが再び
あの街の住人になることは
ないだろう


思い出だけが
独り歩きを始めても
それでも
私は
きっとあの場所に帰る



わずかな記憶のかけらと
蝶の残り香をたずねて






さよなら



どうかお元気で

2009/03/30

もう疲れた



きっと

もう逢えないんだろう





数分

いや

数秒でもいいから
会っておきたかった


同じ街の住人としての

最後の姿を

焼きつけておきたかった





メールだって

あれが最後かもしれない

いつも
思ってたことだけどさ






なんでこんなに
ハラハラしながら
生きなきゃいけないの?



バカだな



未来に期待できるような
人種じゃないって
知ってたろ

幸せなんて
感じちゃいけないって

それが当然の報いで
私にできる唯一の償いだって




哀しくなんてない


以前に戻るだけ


事実を

思い出しただけ





自分の立場を

自覚しなさい