ぼくの名前はパピ*15歳の誕生日 | ぼくの名前はパピ*虹の橋より

ぼくの名前はパピ*虹の橋より

愛犬パピ(シェルティ・♂)の想い出と
愛犬あんな(シェルティ・♀)との日々の出来事を綴ります。

「10歳だった僕を亡くして、すっかり元気をなくしている家族がいるから
パピ、行ってやってくれないか?」
 
 
2002年2月12日
ぼくは、そっちの世界に生まれた
 
場所は、日本の静岡県天竜市
(今は浜松市天竜区になっているそうだ)
7匹一緒に生まれた
 
生後1か月で母や兄弟姉妹と別れ、神奈川県のペットショップにやってきた
しばらくして、
メガネをかけた男の子が、ちょくちょく店に来るようになった
 
やがて父さんと母さんもやってきて、
ぼくを「家」に連れていった
 
男の子は、ようちゃんといった
ようちゃんは1年半前に、
大好きだったお兄ちゃんのしゅんすけ君を病気でなくしていた
 
しゅんすけ君は一家がイギリスに住んでいた時に病気になった
治療のため日本の病院の近くへ、
しゅんすけ君が亡くなってから社宅へ、
そして今の家へと
3回引っ越し、ようちゃんは小学校を3回も転校していた
 
たびたび友達とも別れなければならなかった、ようちゃんは、
「犬を飼って!!!」
と涙ながらに訴え、ぼくを迎えにきたわけだ
 
ぼくを「弟」と言っていたが、ぼくにすれば、
ようちゃんが「弟」だったよ
 
14年5か月、まあ長い間だったかなあ・・
ようちゃんの相手をしてあげたし、
父さんと海岸や山をたくさん歩き回って、楽しかったよ
母さんは「パピのお陰で友達ができた」と言っていたし
この一家に「笑い」が戻ったのも、ぼくのお陰かな・・
 
しゅんすけ君との約束は果たしたと思うよ
 
パピ・1歳半
 
そっちに居たら、今日で15歳だったんだね
 
こっちに来て、びっくりしたよ
幼なじみが大勢いてさ・・・
美人のガールフレンドもできたし、みんなで楽しく遊んでいるよ
そして今、しゅんすけ君と一緒に暮らしているんだ
彼、獣医になるのが夢でね・・・ぼく達の面倒をみてくれている
 
しゅんすけ君、こっちへ来る前に
 
「僕の病気が治ったら犬を飼いたい・・・パピって名前をつけるんだ」
 
って言っていたんだって
 
ぼくの名前はパピ
しゅんすけ君が付けてくれた名前だ