いつの頃だったか、
楽しむことがいちばん優先にしてしまった。
いつもどうでもいいことに思い悩んで
眉間に皺を寄せて つらい顔してた。
自分でたぐり寄せた現実なのに、
後悔というより悲しみが濃くて苦しかった。
楽しむだけで、忘れられそうで
楽になれた気がしたから。
そうして過ごしてると、
なんか考えることを忘れてしまった。
つらかったぶん、たくさん考えて
色んな答えを出してたんだなと気がついた。
思い出そうとしてもその頃の感覚は
もう取り戻せないんだよね。
楽しいことは楽しいし、
その時の笑顔に自分でも驚くくらい
開放的な表情してることある。
でもそのぶんまた考えることが
必要になってきたのにね。
バランスを取るのは難しい。