○右卵胞 3つ チョコレート嚢胞 16㎜
○左卵胞 3つ
○内膜 7㎜
今の段階で、卵胞が6つ見えるが、今後の治療で増える可能性もあるが、増えない可能性もあるとか…
あまり多くない卵胞の数に対し、どの方法で進めていくか説明を受けました
私が通っていたクリニックの方法は
○低刺激法→クロミッド、フェマーラなどの飲み薬の卵誘発剤を中心に、卵巣への刺激を最小限に抑える方法。注射剤も併用する場合があるが、その使用量は調節卵巣刺激と比較すると非常に少量。
●メリット
・体や卵巣への負担が少ない
・卵巣過剰刺激症候群などの副作用の発生頻度が少ない
・注射する期間が短い
・費用が少なくて済む
●デメリット
・1度に採れる卵の数が少ない
○調節卵巣刺激法
*GnRHaロング法→長期間にわたるホルモン剤の投与が必要とされる方法。薬の量も多くなり、使用期間も長くなるが、採卵日をコントロールしやすい。比較的年齢が若く、確実に多くの卵子を採卵したい人に適している。
●メリット
・採卵日のスケジュールをコントロールしやすい
・卵胞が成熟しても自然排卵の可能性がほとんど無い
・複数個の卵胞の発育が均一になる
●デメリット
・注射量が多く、治療費が高くなる
・卵巣過剰刺激症候群の率が他の方法と比較して少し高い
・前周期は避妊が必要になる
*GnRHaショート法→ロング法に比べて薬の使用期間が短くて済む。事情で通院回数に制限のある人向き。
●メリット
・治療期間が短く、また薬の使用量も少なくて済む
・短期間のうちに卵胞が育ちやすい
●デメリット
・ロング法に比べて少し排卵スケジュールをコントロールしにくい
*GnRHアンタゴニスト法→排卵誘発のためhMG/FSH注射を行う。熟前に排卵されるのを抑えるため、一時的に排卵を抑制するアンタゴニスト製剤を投与し採卵に備える。
●メリット
・採卵日の調整がしやすい
・卵胞が成熟する前に排卵やすい体質でも排卵を抑制できる
・GnRHaロング法と比べ、薬剤の使用量が少なくて済む
●デメリット
・排卵抑制に個人差があり、卵胞確認のために通院回数が多くなる
・薬剤の費用が若干高くなる
時間に猶予があるならば、低刺激やショート法などを試してみてから、ロング法などを検討しても良かったのですが、仕事をしながら年齢にも焦りがあり、なるだけ1回で成果を出したかったので、今回はアンダゴニスト法でお願いしました。
そして、いよいよ不妊治療ブログで出てくる『自己注射』デビューです
まず看護師さんからレクチャーを受けました。
ゴナールエフ900をD6〜9まで1日1回
ゴナールエフ450をD10〜11まで1日1回
【注意事項】
※注射は午前中の決まった時間に打つ
※保管は冷蔵庫
※針は病院に返す
このゴナールエフというペン型注射器はまだ序の口。本体の中に薬剤が入っており、先端の注射針だけ交換して使用するもので、とても扱いやすく痛みはほとんどありません
私は毎朝、出勤前に打っていましたよ
5分もあれば完了します。
※以下画像、患者用医療ガイドより転用
ビブラマイシン錠を7日間、毎夕食後に夫婦で薬服用。採卵前に夫婦の身体を感染症から予防する目的でした。
ビブラマイシン錠→感染症の原因となる色々な細菌の蛋白合成を阻害することにより殺菌作用を示す。
今回血液検査は無し(毎回と言われ、2回目でさっそく無い )
自費:¥94,300
⏳3時間30分
最後に、体外受精の大まかな流れをご紹介
・排卵誘発剤
より多くの卵子を成熟させ採卵するため、ホルモン薬で排卵をコントロールしながら行う。ホルモン薬の種類や投与方法などは様々で、卵巣や身体の状態に合わせて選択される。
・採卵、採精
成熟した卵子を排卵前に体外に取り出す。この採卵と同日に採精も行い、受精の準備をする。
・受精
採卵した質の良い卵子と、採精した質の良い精子を培養液内で受精させる。(体外受精・顕微授精)
・胚培養
体外受精・顕微授精それぞれで得られた受精卵は、専用の培養液で培養され、「胚」に成長し、受精してから2〜3日後、もしくは5日目になる良好な胚のみを移植に用いる。
・胚移植
原則、質の良い1個の胚を子宮内に移植。胚の質や身体の状態に合わせて移植方法が選択される。(初期胚移植・胚盤胞移植・二段階移植・SEET法)凍結も有り。
・黄体ホルモン補充
着床率を高めるために、黄体補充療法を行う。
・妊娠判定
胚移植から約2週間後に尿判定を行う。