自分の記録として残したいのと、症例としてどなたかのお役に立てればと思い記事に書いておきます
今回、急遽手術となったのは。。。
出べそちゃんなのです
写真があるかと探してみたのですが撮ってなかった
出べそちゃん・・・
こんなものが潜んでいたなんて知らずに今まできました
今まで5年半は症状も出ず気になるものは何もなかったのです
正式には、臍ヘルニアというものらしい
大地の出べそちゃんはウチの子になった当初から直径7mmほどの水膨れのようなものがありました
身体の成長と共に出べそちゃんも大きくなって1cmほどの大きさでした
ほんとに水膨れのようなもので薄い皮膚に覆われたものです
優しく押すと中の水分のようなものを押し込むことができましたがすぐに元に戻ってしまいます
小さな頃に主治医にも相談していて、現状では今すぐに処置をいなくてはいけないという状況ではないので経過を見ていきましょうということでした
4/20月曜日の夜にいつものようにお腹周りを拭いていて、何となく薄く血液が混じっているような色になってる事に気付きました
その時はおヘソの大きさはいつもと同じくらいでした
4/21火曜日の夜には明らかに血液だとわかる色になっていました
大きさも1.5~2cmほどに膨れていました
(下に写真を貼ってあります)
4/22水曜日の朝から病院へ行き診察を受けるとすぐに手術が必要と言われました
大地はてんかんのお薬を飲んでいるのでゴハンを食べていたのもあり、予約手術の2件が終了してからの夕方からの施術となりました
手術内容も難しいものではないようで1時間程で終了の連絡がありました
術前検査でも症状が悪化した状態の数値になっておらず、早期発見できたことで重篤な状況を回避できて良かったと思います
出べそちゃんの見た目の変化以外は、食欲もあり便の状態も良く、いつもと変わらず元気だったのですぐに手術が必要だとは思いも寄らぬ事でした
この症状になりやすいとされる犬種にはパピヨンは入っていませんでしたが、どの犬種でも出べそちゃんには起こり得るもの(100%ではありませんので)ですので気をつけてあげて下さいね
臍ヘルニアについて検索したものですが以下に貼っておきます
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【症状】へそがふくらみ、悪化すると腸閉塞に陥ることも 臍ヘルニアがあると、へその部分が膨らんで、いわゆる「出べそ」の状態になります。ヘルニア部分が小さければ、「出べそ」以外の症状は認められません。しかし、ヘルニア部分が大きいと、そこに脂肪や大網だけでなく、ときに腸管の一部に入り込むことがあります。腸管がヘルニア部分に入り込み、もとに戻らなくなると、腸が閉塞したり、締め付けられて血行が滞ったりしてショックを起こすことがあります。この状態では、「出べそ」を押さえても引っ込まず、そこが熱を持ってくるようになります。また、嘔吐や腹痛(お腹をかばうように丸まる)、食欲不振や元気の消失といった症状が認められることもあります。
【原因】先天性な形成不全によって起こる
臍ヘルニアは先天性に起こりますが、そのほとんどの原因は明らかではありません。エアデールテリア、バセンジー、ペキニーズなど一部の品種では、遺伝が関与していると考えられています。
【治療】ヘルニアが閉じない場合は修復手術を行う
臍ヘルニアは、小さいものであれば、子犬が成長するにしたがって自然に閉じることがあり、生後半年ほどは様子を見ること(経過観察すること)もあります。閉じない場合には、外科手術によって修復します。避妊・去勢手術を行う際に、同時に修復手術を行うことも可能です。腸閉塞や腸の絞扼(こうやく:しめつけられること)が生じた場合は、緊急手術が必要となります。
【予防】症状が悪化する前に病院へ
臍ヘルニアの予防方法はありません。しかし、腸閉塞などの重い症状を起こすことがあるので、臍ヘルニアがある犬はこれらの症状に注意しましょう。臍ヘルニアが自然に閉じない場合には、手術を受けることが勧められます。
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ご参考までに・・・
手術料金 ¥40,200(税抜き)
※アニコム保険では保険適用外でした※
画像を最後に貼ってありますので苦手な方は以下スルーして下さいね
長文をお読みくださりありがとうございました