ぱぴさんの本棚 パセリとともに -7ページ目

浦島太郎は何才だ?

むかしぃーむかしぃーうらしまがぁー たすけたかめにーつれられてぇー

小学1年坊主がうたっている。
浦島太郎ではないか。
へぇー懐かしい。

 むかしむかし浦島は 助けた亀に連れられて 龍宮城へ来て見れば 絵にもかけない美しさ

 乙姫様のごちそうに 鯛やひらめの舞踊り ただ珍しく面白く 月日のたつのも夢のうち

 遊びにあきて気がついて おいとまごいも そこそこに 帰る途中の楽しみは みやげにもらった 玉手箱

 帰って見れば こはいかに 元いた家も村も無く みちに行きあう人々は 顔も知らない者ばかり

 心細さに蓋取れば あけて悔しき玉手箱 中からぱっと白けむり たちまち太郎はおじいさん

    <1911年 尋常小学唱歌第2学年用教科書>

そうそうこんな歌でした。
でも待てよ、いったい竜宮城にどれくらい居て地上にもどったら何年経っていたんだっけ?
WEBで調べたら
 
竜宮城滞在期間 3年間、地上に戻ったら700年経っていた・・だと!

まあいろいろお話はあるだろうけどこれはちょっとすご過ぎる。
いま浦島さんが還ってきたとしても700年前といえば奈良時代、天平文化の時代だあ。
それに竜宮城での「ごちそう」ってなんだ? 鯛やひらめのお造りか?
なんて意地悪く突っ込みどころ満載です。

小学校で習ってるとしたら、いろいろ突っ込み質問する子もいるんだろうな。
「センセイ! ウラシマさんは何才まで生きたことになるんですかあ?」
先生、お気の毒。