ご来場いただいた皆様


本当にありがとうございました


たくさんの方に観に来ていただき本当に嬉しかったです


毎回恒例?となりますが、各作品少しずつ解説などしていけたらなと思います


創作モダンは正解とかはないので、皆様が感じてくださった感情や見え方全てが正解であり答えです


島村がこんな気持ちを込めました、みたいなものはあくまで私の中のものなので、一つの参考として流す程度に読んでいただけたら嬉しいです。


ブログやインスタなどでもちょくちょく出てきますが、島村は本当に作品の詳しい説明を出演者にしないで、後々小出しにしていくタイプなので、『早く言ってください笑』と怒られることもしばしば笑


なんだか


答えはこれ!


って決まってるものって、表現を狭めてしまう気がして


断片的にお渡ししたものを


ダンサーが考えて、工夫して、自分の考えを踊りで表現してくれる事にとても意味があると感じています



一曲目 『それぞれの道』


フィナーレの『それぞれの道』とブックエンドのようになっていて


同じタイトルで違く見えるような


そんな感覚を感じてくださっていたら嬉しいです


最初のそれぞれの道は


全員が寝ている状態



お母さんの体の中にいるようなものを表現しました


そこからゆっくりと立ち上がり


見渡し、振り返り、定め、自分の道を進んでいく


本当に何も説明していませんが


みんな少し不安を覚えるような表情で歩いていたと思います


自分の道が正しいのか


この道を進んでいいのか


ゆっくりと一歩ずつ


先の見えない真っ暗な闇に向かって歩いていく


そんな作品です


最初に立ち上がり進み始めるのはつどーんで



私を踊りの道に戻してくれた大切な人です


彼女の道の先に私がいたから今があり、続いている


お客様からは見えなかったと思いますが


つどーんが進んだ先、幕に入った先にはいつも私が立っていて


幕🟰先の見えない闇 なんですが、そんなものも表現していたりしました


そして、つどーんが歩いていく途中ではたともちゃんが起き上がり歩いていきます



はたともちゃんが歩いていく先には一雄ちゃんがいて


はたともちゃんとすれ違うような形で一雄ちゃんが立ち上がり道を進んでいきます


これは次曲の『想』に続いていく伏線であり


この二人から始まっていくこの公演を示唆しています


つどーんが私を立ち上がらせて


私と出会えたはたともちゃんが一雄ちゃんの元へ歩き


一雄ちゃんがはたともちゃんとすれ違い歩いていく


そして一雄ちゃんの歩いて行った先にも私が立っていて


『想』に繋がっていきます



たくさんに枝分かれした道


人はその一つしか歩く事はできなくて


振り返る事はできても戻れはしない


その先に待っているのは


手を取り合えない未来かもしれない


オープニングはその


先の見えない不安


手を取り合えなかった孤独 淋しさ


引き返せない残酷さ


その全てをギュッと凝縮させました


オープニングに相応しい


この先いったいどうなっていくんだろうという期待が膨らむような展開に寄せられたのではないかなと思っております


人はその孤独や不安と立ち向かっていかなくてはいけない


立ち止まる事はできても


留まることはできない


前へ前へと進んでいく


みんながそれぞれの道を進んでいく


その姿が印象的な作品となりました