毎公演となりますが


フィナーレの一曲前は古株達のナンバーとなります笑


新しい人と踊るのも楽しいけど


心知れた人と踊るのもまた幸せ



とにかくゆっくり手を伸ばす


それを凄く大切にしたナンバーです


「隣」


というタイトルには


今までずっと隣にいた


いてくれた大切な存在


という意味と


いつも隣にいてくれるとは限らない


だからこそ尊く、大切にしたい存在


そんな二つの「大切」が込められています。



この毎度登場する斜めライン笑


とても好きな演出で、全ての公演で受け継ぎ、継承し使っています


全ての公演が今に繋がっているという意味を込めて、どの公演もどこかで使っています



ボールルームやりたかっただけ笑



羽根のように軽い皆様をリフト


まるで空気のような感覚


リフトって凄い苦手で(フロアも苦手)、なかなかナンバーに組み込まないんですが、リフトってあると作品や公演に厚みが増しますよね


色んなリフトを勉強したい


男が大変に見えて、女子も大変


引き上げ方によってほんとグッて上がる時あって、あーほんと、2人とも上手なんだなーと改めて感じました


まるでテレシコワの裏投げのように簡単でした(YAWARA参照、ふじこさん好き)





闇から走ってくるキャシー


2番はソロ回しにしました


ほんとみんな上手で


色んな表情があって


見せ方があって


踊りって一人一人違くて本当に奥が深い


ソロ回しって言ったらただのソロ回しなんですが


作品の中で、一人で踊ってる繋げていくって


結構意味を込めている事が多くて


一人一人で完結できるような


人生、仕事、家族


それぞれの生活があって


自分たちは友達であり、同じ舞台に立つ仲間だけど


それでも会う頻度で考えたら家族より少ないし、仕事よりも費やしている時間も短い


それでも、大切な何かが絶対にあって


言葉では言い表せられないけど


その「何か」を踊りで次の人に繋げていく


それがとても心地よい


キャシーもひろちゃんも、多賀ちゃんも粒ちゃんも


舞台とかなければ年に数回会う程度だけど


やっぱり


大切な「何か」は見える


それが


とても好き



世界がざわついた粒ちゃんのソロ笑


良い事書いた後で大変申し訳ないけども笑


たった2✖️8にこれでもかとありったけ振りを詰め込みました


自分がフロア苦手だから


他の人の振りにフロア入れがち


スカートってわかっているのに


足🦵めっちゃ上げさせがち


そして、世界がざわめく笑


初めて通しでメンバー達の前で踊った時


凄いを通り越して笑いが起こってました笑


俺がこんなのやったら


最初のフロアで体制崩してでんぐり返しで終わる


粒ちゃんほんと大好きです



粒ちゃん爆踊りのあとは


俺はゆっくり歩いただけです


この対比笑


みんなが後ろで手上げて、俺が反るここの瞬間大好きでした



縦一列が広がって


粒ちゃん出てくるこのシーンも大好きです



そして、胸に手をおいて


ゆっくりと考えて 噛み締めて



ゆっくりと手を伸ばすシーン


このナンバーを創ろうと決めた時


曲を聞いて最初に浮かんだシーンです


たくさんの気持ちを込められるように


たくさんの事を想い出せるように


たくさんの時間を使って


本当に手を伸ばすだけ


振りを詰め込まなくたって


誰かが踊ってるなくたって


複雑なフォーメーションがなくたって


人を引き立たせ 魅せる事はできる


何かを伝える事はできる


この自分たちを見て


悲しさ


寂しさ


先を見つめた希望


感じ方は人それぞれ全部正解ですが


今の感情の何かが伝わっていたらとても嬉しいです



どこかでもいれたけど


歌詞に合わせて傾く


「倒れそうな」の歌詞にあててるんだと思いますが


結構好きです


俺はいつでも傾いているので


体じゃなくて色々と


傾きを表現するの好きです笑



今回の公演で


手を伸ばすって本当に色んな表情があるんだなって感じました


「隣」にいてくれて


いて欲しい存在


当たり前にそこにはいないけど


たまに思い浮かぶような


生活の中に埋もれていても


ふっと、ふとした時に浮かぶ顔


これから先


これがずっと続くなんて思わないし


思えないけど


それでもその大切な存在は


少しでも長く「隣」にあって欲しい


そして願わくば


いつか空にのぼっても


また隣にいて


笑い合えたらいいね


そんな


ナンバーでした