さて
いよいよ「咲」
フィナーレです
どういった最後にするか
どういった展開にするか
曲
間合い
最後まで悩みに悩み
この形になりました
フルリールで表したかったこと
蕾はやがて美しく咲きそして枯れて死んでいく
でもそれで終わりじゃなくて
死んだ後も何かに繋がって行く
その公演自体のテーマを
一部から表現してきた繋がりを
フィナーレにギュッと凝縮しました
前回のフィナーレの曲
そこから無音になり
最後の曲につながります
一曲目が小さく咲く幸せな時
その途中で曲がブツ切れになるのには意味があって
創作モダンのようなちょっと特殊な踊りに慣れていない方は
曲が途中で切れるなんてきっと思わないとおもいます
その意外性をつきたかったのと
どんなときも
どんなに幸せな時も
どんな状態の時でも
終わりが突然やってくることがある
それは10年後かもしれないし
1秒後かもしれない
決して他人事ではなく
いつも隣り合わせにあるもの
曲が途中でブツ切れになるなんて思わない意外性
その意外性と
いつ終わりがくるかわからない意外性
それを「意外性」という言葉でイコールで結び付けたかったからです
そして無音の中踊る
踊りは音ありきな所も多いですから
無音で踊るのを見る機会ってなかなかないと思います
もちろんほんの数秒の無音を効果的に使ったりは結構あると思いますが
これだけの長尺を音無しで踊るのをなかなか見たことないのではないでしょうか
うちのメンバーも初めての人多かったんじゃないでしょうか
音のない世界でも
文字通り「息を合わせる」事はできる
生から死へと変わったこのフィナーレの瞬間を
音のない世界=死の世界 でも、懸命に力を合わせ何かを伝えることはできるかもしれない
それをメンバー、そしてお客様に伝わればいいなと思い難しい無音を今回取り入れてみました
なにか、少しでも伝わっていたら良いなと思います^^
呼吸を感じるって
素敵な事ですよね
そして最後の曲に繋がって行きます
これはもう副題の通り
何度生まれ変わっても この瞬間は忘れない
言いたいこと
伝えたいことはこれだけです
真っ白な世界に射す色とりどりな想いや感情
忘れたくない一瞬を
鮮明に色鮮やかに記憶に焼き付けようと
今を精一杯生きる作品です
大きな白布は思った以上に扱いずらく、お任せしたまっきーとしくんたがちゃんおじーちゃんには本当に感謝です
あの大きな布
照明を浴び
本当にきれいに色づいて
あぁ・・・
布使ってよかったなと
心から思いました
粒ちゃんを先頭に一列になったあと
まずリエが分かれた道の真ん中を行き
そのあと自分がその道を引き継ぎました
お恥ずかしい技術で本当に申し訳ないですが
ソロなんぞ踊らせてもらい
今でも鮮明に覚えています
踊りながら
あんなに思いっきり心から笑えたのは
あれが初めてだったんではないか
そう思わせてくれた瞬間でした
この瞬間のために、自分は生きてきたのではないかと思えるほど幸せな時でした
その瞬間に至ったのは
みんなと共にやってこれたから
みんなと一緒に踊れたから
みんなが精一杯頑張ってくれたから
みんなが
みんながいてくれたからです
ほんとうに
言葉も出ないくらい
感謝の気持ちでいっぱいです
こんな頼りない俺とリエについてきてくれて本当にありがとう
リエは頼りなくないけど
この作品のテーマとなった
「何度生まれ変わっても この瞬間は忘れない」
その名の通り
絶対に忘れられない大切な時間になりました
いつか年老いて
終わりを悟ったとき
きっとこの時を思い出す事でしょう
あんなに楽しいこと
自分にもあったんだと
こんなにも幸せな瞬間が
自分にもあったと
その時自分はどんなことを考えるのか
少し楽しみであり
怖くもあります
でも、この写真を見ると
自分の
俺とリエで思い立ち
舞台を立ち上げた事
なんの取り柄もない自分ですが
そこだけは誇らしく思えます
だってみんな
凄くいい顔をしているから
やっぱり踊りって
技術ももちろん大切だけど
そんなものを飛び越えて
誰と踊るか
誰がとなりにいるか
誰と目が合うか
結局は大好きな人と踊れる事が
幸せに繋がるんだと
見る方も
演じる方も
きっとそうなんだと
改めて思いました
みんなと一緒に踊れたこと
舞台での表情
バカやった事も
思わず泣いた事も
一生忘れません
みんな
ありがとうございました
