シングルマザーになって、もうすぐ11年が過ぎようとしている。


離婚前後は、二人の子供をかかえてこの先どうなるのか本当に不安だったりもしたが、今となれば、当時のことや、大変だったことなんて殆ど忘れてしまい、自分がシングルマザーとか母子家庭とかそんな立場であることさえも忘れてしまっている。


離婚してよかった?ことは、一人で生きていくことや、世の中の仕組みがわかったこと。面倒なことから解放されたこと。かな?


悪かったことは…うーん…思い当たらない。


なんて書くと、離婚っていいよぉ~って推進してるみたいだけど、最近ちょっと気になることがあった。


元ダンナは、私にとって他人なんだけど、子供たちにとってはたった一人のおとうさんなんだよね。


離婚してからはほとんど連絡も取ってないし、連絡なし。

以前、子供達とは連絡取りあってほしいと伝えたところ、

「そっちから連絡ないってことは、用事がないってこと。だからこっちも連絡しない。」


と、訳わかんないことを言って来た。


ふつう、大人からリードするだろってパンチ!


ま、そんなんだから私も特に間を取り持ったりもしなかった。


子どもたちは、元ダンの誕生日やクリスマスにメールや手紙を送ったが、返事が来たり来なかったり。

子どもたち自身はコンタクトを取ろうと良くやったと思う。

でも、ちょっとあきらめムードも漂っていた。


そんななか、元ダンが、命にかかわる病気になったとの連絡。

後遺症が残ったものの、日常生活はできるところまで回復したそうな。


あっ、連絡くれたのは元ダンの姉。未だにお年玉を送ってくれたりするできた方です。


その時娘は…

「もし、亡くなっていたら…私たちに伝えたい事も無くて、そのままで良いのか…」


と、ポツリ。


どうしようもなくてもやっぱり気になっていたんだよね。


娘は一番偉かった。