こんばんは。

ペーパージオラマの豆知識の続きです。

続いては、紙を切る材料です。実はここが重要なファクターになります。

ペーパージオラマ合同練習会では、基本的に皆さんには道具は各自持参という形をとっていて、必要な材料の種類などは

お任せということになっています。また、アドバイザー(だったりその他の名称はあるけど)として指導に入っている学校さんでも、

これと言ってはっきりとは説明していませんね(笑

 

切る系の材料はペーパージオラマの生命線です。

 

ペーパージオラマでいい作品を制作するときには、時に1mm以下の精度を要求されることがあります。

ということは、0.5mmくらいは切り分けたりする必要があるのです。

その時カットする材料として最適な材料は、デザインナイフ(アートナイフという場合もあり)がとても有用です。

デザインナイフが良いという理由は

●刃を変えることにより、切れ味を調整、安定させることができる。

●刃を締めて固定する構造になっているので、カットするときに安定する。

●持ち手が掴みやすいので、力を入れやすかったり、安定感が増す。

 

といったように、安定性がカッターナイフよりも安定性が高いと思っています。

実際のところ、カットする際には刃のほんとの先端部分しか使わないことが多いので、カッターナイフほど長く刃を出す必要もなく、

その先端が見やすいのもあり、デザインナイフが一番いいと思います。

 

デザインナイフは100均でも手に入ります。ですが、ペーパージオラマをちゃんとやりたいと思っている人は、もう少しちゃんとした

デザインナイフを購入したほうがいいと思います。

*100均では供給が安定してなかったり、グリップが歪んでいるなどもあります。

 

私が使っているのは、

 

 

 

オルファのアートナイフです。 替え刃25枚付いていますし、替え刃も模型屋さんなどで買えます。

オルファでは他のシリーズもありますので、自分に合うものをゲットしてみてはいかがでしょうか?

 

なお、一応私は指導するとき

「デザインナイフと三角定規だけは自分のものを持っていて、他人にはできるだけ貸さないようにする」

という話をします。

それくらいデザインナイフと三角定規はとても大事な道具です。

 

初心者でも私はやる気があるならば、ペーパージオラマ確実に上達すると思います。

過去にみんなが指導は無理でしょ?と言われた子や落ちこぼれのようになって悩んでいた子でもちゃんと上達し、人によっては、

「カットにおいては右に出るものがいない! 3か月前までは完全な落ちこぼれだったけど・・・笑」

というくらい大変貌を遂げる子すらいます。

 

紙を切るとわかるのですが、ある所から自分の思い通りにカットできるようになる境地になります。

ちょっと小さくとか、ちょっと長めとか。 このコツのようなものをつかんでもらうことがとても大事だと思います。

機械だけで作ると、なかなかこれをつかむことが難しいと思っています。ましてや私の場合は教える子たちのほとんどが

紙の工作初心者だし、ジオラマやったことないしという子たちで、都立の普通高校にレーザー加工機も工作機械もありません。

ですから、自分たちの力と技術で作っていかないといけないので、そのような感覚を重要視しています。

 

皆さんの学校でもペーパージオラマで名をあげることは難しくありません。

ちょいちょいこういった記事を書いていきますので、よかったら見てね♪

誰も教え子たちは文句を言ってこないところを見ると、このブログはノーマークで見てないみたいだから(笑

コソッと技術をゲットして、教えている高校にこそっと近づくチャンスです!

 

では!

 

一部地域では、緊急事態宣言発令中!

まだまだお家で過ごすことが多いはず!
こんな時だから、ペーパージオラマやってみませんか?
みんなが手を止めているとき、ここがチャンス!
テレワークの合間に、お勉強の息抜きに、お子さんの知育養成・コンタクトするツールに!
日本屈指のテクニックをここでゲットしましょう!そして、
素敵なジオラマの世界をペーパーを使って楽しみませんか?

幼稚園から高校生まで、教育機関の皆さま、指導依頼お受けしております。
「一応」それなりの成果も出しているので、「一応」それなりの指導ができると思います(笑