中学受験を終えた保護者の皆様へ
人生で一度きりの中学受験を後方支援していた感想は、いかがでしたか?
「.............。」
そうです。一言で片付けられるものではありません。
これは、経験した者でないとわからないと思います。
私も19年組として経験しました。
多分、ご子息が成長して、高校受験、大学受験を迎えたとしても親として、これ以上の経験は、もうないと思っています。
12歳...。
12歳のご子息が、中学受験のために数年前から準備をし、第1志望、第2第3...と、数日間にわたり、合格証を獲得するために戦ってきました。
その激闘ぶりは、今年も多くのブロガーさんのブログから感じ取れました。
・順風満帆に、書き込むブロガー様。
・結果からご子息を励ますブロガー様。
・受験期間の状況だけ記載するブロガー様。
・合否発表後、動揺の隠せないブロガー様。
・喜びが隠せないブロガー様。
様々な保護者のブログを拝読しました。
当然といえば当然ですが、皆様、いや、ご家族総出で一生懸命後方支援をご子息のために取り組んできた結果と感じながら拝読しました。
受験は、埼玉、千葉、東京神奈川と1週間ごとに連戦が続きました。
受験日の日程もありますが、当然連戦です。
連戦だからと言って、途中でペース配分できる余裕などほとんどのご子息にはないと思います。
例えば、開成・桜蔭など御三家レベルを受験するご子息は、前哨戦と言われる渋幕(今は、渋幕に進学する受験生もいるとか)で一度ピークをもっていき、また約1週間後の御三家受験で最高レベルに学力をもっていく、または維持する。それもそこから4日くらい持続させる。
また、難関校を受験するご子息は、埼玉・千葉・東京神奈川と3回ピークをもっていく。
受験の合間も少しでも合格に近づけるよう学力を高めていく努力をする。
そして、1校1校真剣勝負で、1点の重みを感じながら、戦っていく。
受験期間中の精神力・集中力、その持続力、全て私はリスペクトしています。
今の私には、到底できないことと思っているからです。
だから「すごいね、努力してるね。」と受験生を応援したくなりますよね。
当然学力に差がありますけど、受験には変わりないので、私が拝読しているブロガー様、みんなを応援していました。
受験生も周りに惑わされず、自分の学力を最大限に発揮してほしいと願ってました。
保護者の皆様もご子息が実力を発揮できるようできる限りの後方支援を行ってきたわけですから、こちらも応援していました。
2月2日以降、ブログ内にちらほら「合格」をほのめかす内容が記載され始めました。
・第1志望校合格しました。
・第1志望校は残念でしたが、第2志望校に行きます。
・2月全滅で埼玉の学校に行きます。
・2月全滅で千葉の学校に行きます。
・どうにか第3志望校に決まりました。
様々な記事を拝読しました。
私は、ご子息に、
「よく頑張った、合格おめでとう。進学する学校の色に染まってね。」
保護者の方々には、
「おめでとうございます。ご子息の後方支援、お疲れさまでした。」
という言葉を贈りたいと思います。
ご子息は全力で受験しました。
これ以上できないというところまで、自分を追い込んで掴んだ合格証です。
受験終了後、愚痴ることもあるかもしれないですが、合格したら進学したい学校に志望校順位を付けただけですから、行きたくないという選択肢はないと思っています。
進学先の学校でのご活躍を願っています。
受験は、終了したわけですから、反省は、次の受験の機会に思い出して、改善すればいいだけのことと私は思っています。
まずは、進学先の学校の情報を集めて、わくわくドキドキしながら、入学式を迎えてください。
保護者の皆様、ご子息の後方支援、本当にお疲れさまでした。