飲食店の数字のこと
オーナーが店舗に入る vs 全て任せる
上記の2つはよく2店舗目を持つ時に考える事で、前者は自分でお店を持って自身オーナーシェフかオーナー店長としてお店に入るケース、後者は2店舗目を持つ時にそのどちらか、もしくは両方とも自分の雇用したスタッフで運営してもらうケース。
より美味しいものを作る、もしくはお客様を獲得する上ではオーナーであるあなたが入った方が一般的にはいいので、自分が店舗に入った方が売上が上がり、コスト管理もでき、お店はよくなるのは当たり前ですが、ここではその点は考えず、同じ売上・コスト構造と考え、単純にオーナーが店舗に入るのと入らない場合の収支の違いを比べます。
(オーナーが店舗に入る)
売上 300万
食材原価 90万(30%)
人件費 75万(25%)
非食材費 30万(10%)
光熱費 15万(5%)
家賃 30万(10%)
経費合計 240万(80%)
損益 60万(20%)
(全て任せる)
売上 300万
食材原価 90万(30%)
人件費 105万(35%)
非食材費 30万(10%)
光熱費 15万(5%)
家賃 30万(10%)
経費合計 270万(90%)
損益 30万(10%)
少しトリッキーなのは、人件費率が25%と異常に低いですが、これはオーナーの人件費が入っておりません。利益が全てオーナーの給与となります。個人事業主の時はこのような収支となり、会社として社長が給与をもらうというのとは少し考え方が違うので最初は困惑するかもしれません。
オーナーが入る=任せる店長(シェフ)の費用が浮く=利益がさらに出る、という構図です。
よって開業当初は個人や会社としても力がないので、まずはできるだけオーナーが店舗に入り、キャッシュを貯めるのがいいかと思います。2店舗目から、もしくは自身完全社長業だけでお店には全く入らないというスタンスの方は、この「オーナーが店舗に入る」収支構造ではなく、「全て任せる」収支構造を意識しなければなりません。
私の現状と言いますと、3店舗のうち、2店舗は「全て任せる」、最後の1店舗の半人分が自分が入るようにして、あとは任せております。この残りの半人分が自由の時間となり、社長業、その他事務作業、店舗回り、自分の時間としております![]()
