次にそのビルの就業者数をざっくり把握します。
雑居ビルなら、1フロア数十名、小さ目のビルなら1フロア100名程度と考え、10階建てだと、ざっくり1,000名のビル、中ぐらいなら、1フロア300名、丸の内あたりの大き目のビルだと1フロア1,000名クラス、大体1棟に6,000~7,000人ぐらいの就業者がいらっしゃいます。
GoogleMapで目ぼしい店舗の500mの地図をプリントアウトして、ターゲットのビルと就業者数を書いていきます。次に同じ500m圏内にどれぐらい競合、つまり飲食店舗数があるかを調べます。もちろん一番大事なのは、同じ圏内に同業態があるかないかもメモすべき点です。例えば500m圏内の総就業者数が20,000人とします。そして飲食店の数は200とします。
20,000人/200店舗=100人/1店舗となります。こちらは一つの指標として考えてください。就業者の多い=潜在顧客が多いので、1店舗あたりの就業者数が多い方がいいにきまってます。ただ自分は総就業者数から自店への流入率に関しての計算式は持っておりません。多分大手さんですと、お持ちだと思いますが。ただ個人店レベルだと、これぐらいで判断の材料になると思います。特に立地を比較する際は、ここの値が大きい方が繁盛する可能性があるので、選択する際の指標になるかと思います。
ざっくりとした規模を知る手段として、省庁が出している統計情報も使えます。国勢調査などのデータを元にしてるので情報はリアルタイムではなく、更新の頻度も遅いですが、気になる立地上の特定の範囲でどれだけの方が商売しているかというのを把握できます。簡単に自分がやったやり方でみてみましょう。
http://www.gis-tool.com/mapview/areameshmap.html
こちらのサイトは地図をある等間隔で区切り、番号を振っております。こちらはメッシュと呼ばれるもので、1次メッシュ、2次メッシュ、3次メッシュなどありますが、専門的な事はよくわからないですが、2次メッシュは10Km四方、3次メッシュは1Km四方を範囲としてデータをだしております。たとえば、神保町あたりで出店を検討しており、どれぐらいの商業規模が存在しているのかをみたい場合、先ほどのサイトでを53394630 (3次メッシュ)を確認できます。次に経産省のメッシュ別データのサイト
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syougyo/mesh/2014/meshsearch/data/5339_files/533946.pdf
で53394630を確認すると事業者数=307、年間販売額5,534,206万円、つまり、この神保町駅周辺の1km圏内の事業者307社によって553億の売上があったとわかります。これをわれわれ飲食店舗の潜在顧客とどう結び付けるかは、考え方次第かと思いますが、少なくとも商圏としてはまずまず大きな商圏ということがわかります。この事業者307は競合である飲食店も含まれるし、一部上場的な大企業も含まれるので、お客様ともとれるし、競合ともとれますので、ここではこの統計データは商圏データ取得として考えるのがいいかもしれません。
住宅立地のメッシュであれば、企業などの事業者が少ないので、この事業者数は飲食店総数に近いのかもしれません![]()