2月  大学入試雑感 | 徒然時事日記

2月  大学入試雑感

主要私立大学の入学試験がほぼ終わりに近づいた。少子化の時代を如何に生き抜くかが私大の喫緊の課題だ。学力が伴わなくてもとにかく経営を優先させて入学させ、その後は学力の底上げを大学自身が責任を持って行うといった補習授業も行われている。私大には、補助金が国から出されているので、40年も50年も前のように定員の2倍、3倍と言った入学者を出せない中でのやりくりは実に涙ぐましいのである。現代では、定員の1.2~1.5の入学者が限度だろう。一定の線引きで、文科省(私学振興財団)による補助金がカットされるから、収支のバランスをどうとるのかが私大にいつも迫られるのだ。補助金など要らんといった大学もあると聞くが、それは勇気のある経営である。

一般的には、経常的に入ってくる補助金は、私大にとって最も大きな「宝物」である。この時期に1年間の出費に耐えられる収入を確保しないと私大はやっていけないのである。私はかつて十数年私大の評議員であったからその辺の事情を加味して述べてみました。