妻ママチュウが最近よくやっている遊び。
おなかをトントンと叩きながら、「キック、キック!」と声をかけるのだ。
これでおなかの赤ちゃんが蹴り返してくるようになる、
キックゲームというものらしい。
今日もママチュウはせっせとおなかに呼びかけてキックを待っている。
本当にそんなことができるのか?
疑いつつも僕も参加。
「チビチュウ、キックだ!おまえのシュートを見せてみろ!」
余談ながら僕はサッカーをやっていて、子どもとできたらいいなと思っていた。
だがチビチュウは女の子。
この際なでしこでも……でもなんかなあ、と葛藤している。
とかやっていたら、
ママチュウのおなかに反応が!
「今、蹴り返したよね!?」
「すごいぞチビチュウ!キックキック!」
「わ、また蹴り返した!チビチュウ分かるんだ!」
きゃっきゃっとはしゃぐ親馬鹿夫婦。
偶然だなどと言ってはいけない。
人生なんてしょせん偶然の積み重ねなのだから。
どやさっ。