妊婦となって初めての正月。親戚の集まりへ。
思えば妊活中はちょっと嫌だったものだ。
親戚同士の集まりで出てくる定番、
「子どもはまだ?」的問題。
親戚A「ママチュウさんは36歳? ちゃんと人生考えないといかんぞ」(イメージ)
親戚B「私、妊娠したんです。先輩になっちゃいましたね。てへぺろ」(イメージ)
祖母C「はあ、私もそろそろ孫の顔が見たいわ~チラッ」(イメージ)
祖父D「心配でおちおち成仏もできんわ……ぽっくり」(イメージ)
というようなことが、だいぶ脚色するとあったりする。(たぶん)
なのでついに解放された今年、リベンジしたろと肩をいからせて参戦する。
しかし……
みんな優しかった。
あけましての前におめでとうが溢れてて。
最後にみんながママチュウのおなかにまたねと手を振っていて、
とても、とてもほっこりした。
ママチュウも「早く帰ろうと思ったけど、楽しくて長居しちゃった!」とご満悦。
そうだよな。
別にみんな悪気なんてなかったのだ。
そういえば子どもが欲しかった理由の一つは、
家族に喜んでもらいたかったんだ、というのを思い出した。