愛情が深い。
そう言われることが多い。
私は恋愛対象・女性に対しての話。
そのことを自覚もしているのだけど、
他の男がどんな愛情を持って大切な人に接しているかはわからないので、比較のしようがない。
ただ想いは深くても、それが相手の重荷にならないことだけは気をつけるようにね。
優しいと言われることも多い。
本当にそうなのかな?と自分では思うこともあり、
優しいとはいったい何だろうと首を傾げる。
ただただ自分が信じてる人に、好きでいてもらうためだけなのだけど。
言えるのは、女性に対して暴力を振るったりということはないし、粗暴な言葉もまず使わない。
それは女性をリスペクトしているからであって、
女性が出産という男には背負えない大事を背負っているのを知っているし、
決して男性上位ではないと幼い頃から育てられてきた環境がもたらしているのかもしれない。
父と母は一心同体という夫婦で、
仕事でも家でも、旅でも、いつでも一緒にいた。
仲睦まじいというか、お互いに信頼しきっている夫婦だった。
だから、父が他界した9年前、
母は自分の一部、いやほとんどを失った感じになり、喪失感の塊、これからの余生をどうやって生きて行くのかと心配になった。
今でもその感覚は無くなっていないのだと思う。
そんな両親を見てきたからか、私にもそんな遺伝子があると思う。
そんな自分が若くして死別し、
一人残され、幼い娘二人を育ててきた。
よく一人で頑張ってきたなと我ながら思う。
一人で寂しくなることも多かった。
友人達や親戚などから、再婚の話しをもらったこともあったし、考えないはずもなかったけど、
娘達と新しい奥さんとの関係は上手くいくとは限らないので、冒険することは出来なかった。
娘達の健やかな成長が第一だったので。
そういう意味で今は自由。
娘達がそれぞれ自立し、母の介護はあるものの、デイサービスという、私に時間を与えてくれるシステムもある。
話しを戻すと、自分の恋愛の根本は女性への憧れであって、それを壊さない人にはとことん気持ちをぶつけていくことができる。
日本の男性には珍しきかもしれないけど、率直に愛を語れる方なのかな?と思うり