成人年齢が二十歳から十八歳になったことで、
成人式が、二十歳のつどいみたいな名称になりましたね。
これから成人の日は、十八歳が迎えることになるので、
どうなっていくのだろう?と不思議な感じです。
私が大学で教えているのは大学2年。
二十歳になる学生が多く、
今年の成人のつどいに参加することになります。
おめでとうという気持ちと、
だけど十八歳で成人を迎えて二年経ってんだよねという、
橋渡し期間世代のなんかな?感が漂っています。
それは置いといて、私が計画したこのプランはどうなるのか、気になってます。
これは8年前の成人の日に新聞掲載された記事です。
私は次女の中学時代にPTA会長に任命されました。
その年はこの中学の50周年という記念の年であり、
私と妻の出会った母校で想いも強かったのですが。
何かしら記念となるものを残したいと、
保護者のみなさんや地域のみなさんからの募金を集め、中学に記念碑を贈呈しました。
この記念碑には仕掛けがあって、
3年生が卒業する時に、二十歳になる自分宛の手紙や、
親や祖父母に宛てた手紙を納めるタイムカプセルの機能を作りました。
そして5年後の二十歳の成人の日の前に卒業生が集まり、
この記念碑からタイムカプセルを開封し、
その後郵便局に持って行き、
手紙を発送するというものです。
二十歳の成人の日に、十五歳の自分からの手紙が届くという仕掛けです。
十五の自分から二十歳の自分への励ましのメッセージや問いかけ。
ちょっと恥ずかしいけど、自分の成長を確かめられるものです。
これはアンジェラアキさんの「手紙〜拝啓 十五の君へ」から発想をいただきました。
そしてその手紙は自分だけではなく、親や祖父母にも届きます。
うちの場合は、次女が祖父宛に送った手紙は、
祖父が受け取る前に他界してしまったので、
代わりに祖母が受け取るということになりました。
またそれはそれで感動するものでした。
問題は、この記念碑タイムカプセルは、中学卒業時に二十歳の成人を迎えた自分への手紙を封じるものですが、
十八歳成人となるとどうやって運営していくのか?
3年後の開封?それでは早すぎるのでは?
それは私が口を出すものではなく、現在の中学生や教員、PTAが決めるものです。
ただ、どうなるのか?
発案者としては気になるところです。