初めての方は、ぜひ1話目から読んでいただけると嬉しいです↓

「出逢い編 〜中学時代〜」


密着取材は、私の1日を追うところから始まった。

早朝5時、娘達のお弁当と朝ごはんを作り、娘達に朝ごはんを食べさせる。

会社に出勤、授業参観で時間休をもらい学校へ。

会社に戻り仕事をし、6時の定時にタイムカードを押して、

妻の実家に娘達を迎えにいく。

帰宅後、夕飯を作り食べ、お風呂に入れて、寝かしつける。

そして娘達が寝たあとに起き出して、夜の2時近くまで持ち帰った仕事をする。


私にとってはこれが日常だった。


ある日の夜、次女が熱を出していた。

私は夜にテレビ局で現場があったために、娘を置いて仕事にいく。

仕事から帰ってきて、寝ている次女の熱を測ったら、39度を超えていた。





これはそんな番組のワンシーン。

インタビューを受けている時、私は一つだけ印象的な言葉を話していた。

「どんなに頑張っても、父親は母親にはなれないんです。

だから、父親として一番になりたい。」

恥ずかしい言葉だが、それが私が娘たちにできる精一杯のことだった。


この年は、次女の幼稚園卒業と、小学校入学というイベントもあったため、

番組のラストはそのシーンとなった。

妻の墓に報告する時には、不覚にも泣いてしまった。

それもしっかりとカメラに収められてしまった。





写真はその時、お墓で記念写真、ディレクターさん、カメラマンさん、アシスタントさん、そして私の娘達だ。

次女の入学式をもって、密着取材は終了し、番組は6月の父の日に放送されることになった。



※アメンバーの方は、番組をご紹介いたします。


フジテレビ「ザ・ノンフィクション」出演編 〜放送からその後〜 に続きます。





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