これは番外編です。
初めての方は本編1話から読んでいただくと嬉しいです。

 

 

これは2010年4月、7年前に書いた日記です。

長女が大学進学のため、東京に一人暮らしをすることになり、

その時の寂しさを書いたものです。

 

 

>長女の引っ越しを終えて、帰ってきました。 

別れ際の寂しそうな顔が心に残り、帰りの車中では、運転しながらも涙が出てきました。 

次女が後ろに乗っていたので、かろうじて嗚咽はしませんでしたけど。

長女は、、、今頃は一人という寂しさの現実の中にいるのでしょうね。 


帰り際に長女から手紙を渡されました。 
かいつまんで、紹介します。 

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>パパへ 
今年は本当にたくさんの迷惑をかけてごめんね。 
大学も、住む所も、わがまま言ってごめんなさい。 
本当にありがとう。 

大学生になったから、しっかり自分でがんばるね。 
まだいっぱい迷惑かけるけど、よろしくお願いします。 
またすぐGWとかに帰るから、待っててね。 

本当にたくさんの行き違いがあって、喧嘩することもしばしば。 
でも結局は、「○○(長女)の可能性を潰すな」 
そういってくれた、長女の高校の先生=私の同級生の言葉が響き、 
私の望みはすべて飲み込んで、長女を送りだしました。 


親の有り難みとまでは言わないけど、一人で生活する苦労、それを経験することも大切・・・自分もそうやって来たからわかります。 


でも家に帰ってきて・・・ガランとした長女の部屋に、やはり空虚感をおぼえずにはいられません。 

長女が三歳の頃、私が描いた肖像画、幼稚園から高校までの卒業アルバム・・・どれもが成長の証。 

でも今は見れません。 

いつも三人で行っていた日曜日ショッピングも、来週からはない・・・。 

寂しいです。

 

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そんな長女も今は高校教師として働いており、同居しています。

 

ただ、彼が住む東京で教師になる道を選び、再び巣立っていきます。

 

今度はこのまま嫁に行ってしまうのかな。

 

また寂しい時間が訪れようとしていて、

 

しかしこれが家族なのかもしれません。

 

 

 

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