初めての方は、ぜひ1話目から読んでいただけると嬉しいです↓

リアルタイムでの投稿の引用を続けます。


>朝5時に義弟から連絡が入りました。

「早く来てください」

歯磨きも顔も洗わず、次女と一緒に飛び出して来ました。



病院に着いた時の義妹の血圧は上が40、下はふれません。

酸素を100%にして、心拍数を上げ、現在は上が50まで戻りました。

最後のがんばりを見せています。


でも…………こうなると時間の問題です。


妻の時も義母の時もそうでした。


徐々に心拍数は下がっていきます。

多分、今晩、義妹の命は尽きる……甥っ子はまだ寝ています。






辛い時間が訪れようとしています。

今の義妹は、たぶんエピネフリンかな、心臓機能を促進させる薬を全開投与しています。

3時間前の心拍数は120、今は100・・・そう、少しづつ下がってきています。

今晩を超えられるかどうか・・・・ 


 

夜21時過ぎに、義妹は8日間の闘病を終え息を引き取りました。

廊下まで響き渡る鳴き声・・・しかしこの病棟では珍しいことではありません。


義妹は、看護師の義姉(ナース)、義姉の長女(ナース)、三女(看護学校生)、そして私の次女によって、死化粧がなされました。


病院でお世話になった同級生のドクターやナースにお別れをしました。

(この同級生ドクターとはさらに縁が繋がります)

一番辛かったのは、甥っ子の「ママは治ったの?」「だからおうちに帰れるの?」という言葉でした。


これは妻の時、次女が言った言葉と同じです。




悲しい時間が続いた。

私は大きな支えとなってくれた妻の家族をほとんど失ってしまった。


24, 心の病から起業独立編へ続きます。





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