皆様こんにちは!
コーチの新美です。
先週東京オープン2024ベテランの部40歳以上男子シングルスに出場してまいりました。
今回はなんと第1シードでの出場。正直に言いますと、期待よりも不安が大きく勝り、何とか結果を残さなければという思いや、2月末に不注意で痛めた怪我が完治しない状況など、焦りだけが募る日々でした。
が、大会が始まってしまったらやるしかなく、今まで積み上げたものを信じて、自分の出来ることをとにかく精一杯やろうと挑んできました。
1R bye
2R vs 南里選手
初めての対戦でしたが、川崎の強豪サークルの所属なので、初戦から厳しい戦いになると思っていました。片手バックハンドでしたので、バックに高い弾道の球を送ろうととりあえずの作戦はたてるも、バックの肩の高さで打つストロークにミスが出ない…むしろ高い打点得意?リターンもミスしてくれないし、コートの中に入ってきて早いタイミングでボールを捉えるのが上手。あ、この方ダブルスきっと得意だ!と感じ、そこからは単調にならないようラリーに変化をつけながら、じっくりとラリーをして相手のミスを誘う作戦に変更。それが功を奏し、1stセットは4−1で先取します。
2ndセットは、相手にコートの中により入り攻撃的なプレーを展開され、やや押し込まれる展開になるも、何とかしのぎながら、基本的には作戦は変えずにラリーの展開に持ち込めるよう粘ります。一進一退の展開でしたが、3-2からブレイクすることができ、何とかストレートで勝利しました。
後で調べましたら、とある市民大会のダブルスで優勝経験もあることがわかり、ダブルス上手説は当たっていました。
3R vs 迫田選手
ここからはシード選手と当たります。迫田選手は一昨年の関東オープンベテランの部でベスト8まで勝ち上がっている方。私はその大会は初戦0-6,2-6で敗退しています(ToT)
2Rと同様、じっくりとラリーをしながら、ラリーに変化をつけて相手のミスを誘う作戦を実行。1stセットはこれがハマり、6−1で先取します。2ndセットもそのまま5−2までいきましたが、私のフォアハンドストロークが、ミスを恐れたのでしょう、前にしっかりと振ることが出来なくなり、ラリーで先に浅くなり、前に出られてポイントを失うケースが増えてしまいます。追いつかれてタイブレークに突入。フォアハンドストロークを何とか気力を振り絞り、とにかく振り切り、ボールを相手コートに押し込みます。フォアハンドストローク同士の長いクロスラリーを制し、何とか優位を確保。タイブレークは7−5で競り勝ち、勝利することが出来ました。2ndセットは相手のミスを期待する余り、守りに入りすぎました。次戦に活かそうと、反省点をしっかりと整理しながら帰宅しました。
QF vs 影平選手
こちらもシード選手。草トーで以前対戦したことがあり、その時は6−5の辛勝でした。ただ、ラリーでは少し押しこめると予想していたので、チャンスがあればどんどんネットに出ようと挑みました。
やはりベースのラリーでは私の優位に進めることが出来、相手のミスにも助けられ、6−2,6−0で勝利。相手のアプローチ、ネットプレーが良く、ネットに出られたときの対応は余り良くなかったのは反省点です。
SF vs 髙橋コーチ
いよいよ髙橋コーチと対戦となりました。一先ずの目標が髙橋コーチと対戦するところまで勝ち上がることでしたので、ここまで勝ち上がって来れたことに安心しつつも、ここで勝つために練習を積み上げてきたんだと気持ちを新たに挑みます。
髙橋コーチと公式の試合で当たるのは初めてでしたが、去年から一緒に練習してもらう機会があり、お互いのテニスの特徴は十分にわかっています。
なのでこの日は試合が長くなることを予想し、痙攣対策の為、前日からグリセリンローディング(脱水予防)を実施、当日もミネラル、水分をこまめに摂取し、漢方薬も十分に用意して試合に臨みました。
が、本当に1ポイントを取るのが大変でした。1st、2ndセット共に先にブレイクを奪い2−0スタートとなるも、3ゲーム目は競るも落とす展開。そして2ndセットの5ゲーム目で右足裏がとうとう痙攣します。何とか誤魔化しながらゲームを続けるも、5−5の40−40のポイント途中で限界を迎え、最後はコートの中で動けなくなりリタイアしました。
もともと分は悪い戦いだと予想していましたが、上位選手と戦うには体力的にも技術的にも足りないんだと痛感しつつも、初めて髙橋コーチと練習した1年半前に比べれば、差は縮まっているとも感じれた試合でした。
大会の結果は準決勝敗退でした。初めてベテランJOPの試合に出たのが2年前のこの大会でした。2年間で随分成長したなと感じながら、まだまだ成長したいと思っています。
髙橋コーチ、準優勝おめでとうございます!決勝は本当に惜しかったですね。
次はもっと大きな舞台で戦えることを楽しみにしています。
最後になりましたが、応援してくださった皆様、大会出場にあたりレッスンシフト調整に協力いただいたパパステニススクールの皆様、本当にありがとうございました!
今回の経験もスクールのレッスンで皆様に還元していきたいと思っています!
引き続きよろしくお願い致します!