ブログの更新に時間がかかってしまった理由として、

私自身の裁判が10月から始まり、ようやく求刑まで進んだので その間は裁判の集中しようと思い、ブログの事は考えずにいました。

 

いや、正しくは判決まではブログはやるつもりだったのですが、東京拘置所中においても

 ありえない光景を何度も見て、発信しないと何も変わらない状況に限界を感じたのだ。

 

私は現在被疑者から被告人となった。

つまり裁判を受ける立場となり 留置所とは違った生活を送っている。

あくまでも被告人であり 有罪判決を受けている訳ではないので、その点を踏まえて

これから更新する看守の横暴な行いや、健康な生活を害する医務の先生。

そしてこれらによって人生がかかっている裁判に向けて生活している被告人の人々が

苦しんでる事を伝えていきたいと思う。

 

拘置所は懲役囚でない限り、裁判を待つものを収容する場所であり、罰を与える所ではない。

 

それなりに制限される事もあり、ルールを破れば懲罰を受ける。そういう所である。(死刑囚もいるが)

 

なのでタバコや酒をくれだの我が儘を言うつもりは毛頭ない。

ただ、「人権」は守られるべきだろう。

 

残念ながら東京拘置所では「人権」は守られず、まるで奴隷の様に扱う看守が多い。

 

しかし施設の内部のこういった状況を改善する動きは全くなく、

そもそも内部事情の酷さが外部に洩れる事が少ない。

 

その理由の一つには、外に出て行った人達は外に出た事で中での奴隷の様な扱いも

後になってしまえば笑い話や「辛かったなぁ」で、終わらせてしまうのだ。

外の自由を久しぶりに得た事で「悪い事して中に入ったんだから仕方ない」事として解釈し、

中での酷い扱いを公にする熱が冷めてしまう。

 

それに外に出てからの生活もあるから無益になる事に動く人は少ないと思う。

 

私も、「外に出たら軽く更新するか」と考えてメモしていたくらいの気持ちだった。

しかし一線を越える行いを看守がしていて、私のブログの再始を願う人がいた。

 

それなら再び始めようと思い、再びブログを始めた。

 

 

このブログで何がどう変わるかはわからないし、無意味かもしれない。

 

しかし税金で運営されている拘置所の問題は納税している国民にも知ってもらい

判断、抗議する権利があるはずだ。

 

私はそこに、賭けたい思う。