ロボット、日本はなぜ人型
▼日経新聞に『エコノ探偵団』というコーナーがある。
本日のテーマは、”ロボット、日本はなぜ人型”である。
日本では二足歩行の人型のロボットが多いが、欧米では人型が
目立たないのは何故か、という疑問に答えていく内容だ。
▼当然日本には、”鉄腕アトム”という極めて認知度の高い人型
ロボットが存在し、国民の意識に強く焼き付けられており、その他
ネコ型ロボットではあるが、ドラえもんなど所謂国民的アニメにより
人型ロボットを受け入れやすいカルチャーが出来上がっているから、
という仮説を導き出すことはできる。
▼では欧米ではアトムやドラえもんがいないという理由だけで
人型ロボットが少ないのだろうか?
エコノ探偵団では、人型ロボットの権威である早稲田大学教授
高西淳夫氏が興味深いコメントをしておられるので紹介したい。
キリスト教では、人間の創造は神の領域であり、たとえロボット
であっても抵抗がある、とのこと。
▼以前デジタルハリウッドの杉山学長 とお話させていただいた際に、
日本のロボット産業に関して提言をされていたのを思い出した。
学生に対して、
「お金に余裕があればどんな自動車が欲しい?」
と質問をしたところ、多くの学生が、「必要ない」と答えたらしく、
100年に一度の金融危機から回復しても自動車産業は回復
できないかもしれない。なので、今後トヨタや日産は、世界に
先駆けてロボット製造に力を入れていくべき、のような
お話をされていた。
▼ただ個人的には、段差を乗り越えられるという人間の子供なら
1歳半ほどのレベルの技術を大げさに報道している様子をテレビで
見るたびに、子供の時に見たロボットと大差を感じることができず、
やはり人間の創造は神の領域かも、と納得してしまったりする。