ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬 - Johnny English Reborn (2011) ★★★
前作が面白かったので、このDVDはすぐ見るのは勿体なくて大事にとっておきました。
<キャスト>
ローワン・アトキンソン、ジリアン・アンダーソン、ドミニク・ウェスト サイモン・アンブローズ、ロザムンド・パイク、ダニエル・カルーヤ タッカー、ピク・セン・リム 、リチャード・シフ
<あらすじ>
ジョニーイングリッシュは英国を救ったことで彼は一躍英雄となったが、モザンビークでの任務に失敗して解任され、現在はチベットで武術を学んでいた。彼は訓練を重ね、陰嚢で大きな石を引くことが出来るまでになった。その頃イギリスの諜報局MI7はジョニーにロンドンに戻るよう指示が出た。5年ぶりに諜報局にやってくるとMI7は東芝の資本で運営されていた。彼の任務は、来る英国と中国の首脳会談で中国の首相を暗殺から守る役目だった。MI7のボスであるペガサスはジョニーに心理学者のケイトとアシスタントとしてタッカーをサポートとしてつける。ペガサスは元CIAのティタスから暗殺計画を知らされ、早速ジョニーはタカと香港に向かわせた。ジョニーは暗殺者グループ・ボルテックスの1人ティタスからカギのカケラの一つを奪うことに成功した。しかし彼はそのカギの入ったケースを安易にフライトアテンダントに変装したボルテックスの一味に預けて、それは結局ボルテックスの手に渡ってしまう。意気揚々とジョニーはカギをボス一同幹部に示そうとするがカギを失って恥を掻いたばかりか、ペガサスの母を暗殺者として殴りつけ失態を演じる。落胆するジョニーにケイトはセラピーを受けさせ、モザンビークの記憶を呼び起させ、ジョニーはボルテックスのメンバーの元KGBカーレンコを思い出す。そしてカーレンコとコンタクトを試みるためにジョニーはゴルフをすることにして、彼とゴルフを楽しむが、ホンコンからの暗殺者に狙われてカーレンコは銃創し、瀕死の状態でジョニーにカギのかけらを渡し、ボルテックスはCIA、KGB、そしてMI7の元メンバーで構成されるとこを話して絶命した。ジョニーはMI7に所属するボルテックスのメンバーを探そうとし、同僚のサイモンに尋ねる。タッカーはサイモンだと疑ったが、ジョニーはタッカーを叱責して家に帰してしまう。サイモンはジョニーから二つ目のカギのカケラを預かり、ペガサスにジョニーはボルテックスのメンバーであると嘘の報告を行う。ジョニーはMI7から追われることになり、ほうほうの態でケイトのアパートに逃げ込んだ。ケイトはモザンビークの事件のビデオを分析し、その時の暗殺者は不審動きをしてることを捉え、彼は何かでマインドコントロールされてると断定。その薬品物質まで突き止めた。それは以前の諜報局で暗殺に利用されていたが、破棄することが決定され、その破棄をティタスがすることになっていた。彼は破棄せずに隠していたのだった。サイモンは全てのカギのかけらを持ち、秘密兵器の薬品を金庫から取り出した。そして、スイスの山で行われる英中首脳会談で警備にあたるペガサスにその薬品を飲ませ、ペガサスに中国首脳を暗殺させようと企む。ジョニーはタッカーとスイスの会議に向かう。しかし会場に潜入しようとするが、へまをして、会場の警備に見つかってしまう。そこでタッカーにジョニーを銃殺したように見せかけ、何とか会場の建物に潜入する。こうしてジョニーはペガサスのところにやってきたが、ペガサスは、今まさにサイモンの用意した薬品入りの飲み物を飲もうとしていた。ジョニーを見たペガサスはジョニーをボルテックスのメンバーだと思っているので、ジョニーを倒そうとする。そして揉み合ってる間に、何としてもペガサスにマインドコントロールの薬品を飲ませたいサイモンが応援にやってきた。ジョニーはサイモンにボルテックスのメンバーだと非難する。そしてサイモンに銃口を向けながら、飲料を飲んでしまう。効き目のあれわれたジョニーはペガサスを殴り、ペガサスの代わりに首相の警備についた。首脳会談が始まり、ジョニーはサイモンからの指令で中国の首相を殺害しようと身体が反応するが、ジョニーはチベットで心を鍛えていた為にジョニーの中で良心と肉体の格闘が始まる。そして何とか暗殺を防ぐことが出来た。サイモンは悪事がバレて逃走を図る。ジョニーも追走して、サイモンを倒すことが出来た。ジョニーはナイトの称号を得ることになった。
<感想>
まぁ普通の面白さだけど、やっぱり前作ほどには面白くないというか、前作でジョニーのキャラがわかってしまってるので、ヘマしても当たり前に思ってしまったり観客も動きを予測してしまうからやっぱり二作目は難しいですよね。期待も大きくなっているし。だから悪くはないけど、期待したぶんだけ普通に感じる。それにしてもジョニーは本当に間抜けで、別に彼は全く活躍してないのに表彰されるんだから悪運が強いというか、しかも有能な女性から愛されるなんてびっくり。どちらかと言えば寅さんのようにふられるタイプだと思うんだけど。あと、自分にはちょっとストーリーが複雑で、英語だからよくわからない。わざわざ各国の諜報機関でないといけないのかとか、三つのカギのかけらとか、マインドコントロールする薬品が秘密兵器だとか、香港の暗殺者とか必要なんですかね。香港の暗殺者はなんでボルテックスを倒そうとするのかもわからないし、カーレンコがジョニーにボルテックの秘密を喋りカギを渡すのも解せない。MI7とボルテックスと香港の暗殺者の立場と関係がまだよくわかってない。もっとシンプルにして欲しい。理解するのに大変ですよ。だから笑うよりもストーリーを理解するのに集中しちゃって、気楽に見れなくなった。