ウェールズの山 - The Englishman who went up a hill but came down a mountain (1995) ★★★
<キャスト>
ヒュー・グラント、タラ・フィッツジェラルド、コルム・ミーニイ、イアン・マクニース、イアン・ハート、ケネス・グリフィス
<あらすじ>
英国人のジョージとレジナルドは南ウェールズの小さな村に測量にやってきた。この小さな村の心のよりどころの山が英国人に測量されるとあって、村ではこの噂で持ち切りだった。測量士によれば山とは1000フィート以上であるべきで、それ以下であれば丘になるとのことだった。しかもこのガルゥ山は940フィートに満たないのではないかと言う。そこで村人は測量結果が気になって仕方ない。測量が終わると、村人がその高さを尋ねる。すると986フィートあったが、残念ながら丘に分類されてしまうと言った。そこで村人は集会を開き、なんとか山に出来ないものかと相談する。その結果、山を盛り上げたらどうだと意見が出て、実行することになった。村人は測量士に山に盛り土をするから少し滞在して再度測量してくれないかと願い出るが、測量士に馬鹿らしいと断られる。翌日ジョージとレジナルドは自動車で出発しようとすると、自動車が故障していた。村人が彼らを足止めするために故障させたのだ。その間、村人は子供も含め総出で土を山に運び上げる。少しづつ高さを増していったが、雨が降りだす。雨によって土砂が流れ出し、折角の盛り土も少し流されてしまう。一方の測量士はなんとは村を離れようと、鉄道の時刻を確認したりするが、村人に阻まれて移動することが出来ない。雨は降り続け、村人は作業をすることが出来ないまま、日曜日になる。天気は回復し、村人は再び土を運び上げる。レジナルドも村人の熱意に負けて、作業を見守った。そしてついに1002フィートの高さを得て、山の称号を維持したのだった。
<感想>
たわいのない話だけど、ほのぼの見れていいです。