ウィルバーの事情 Wilbur Wants to Kill Himself (2002) | tuttuのブログ

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主にコメディ映画について書こうと思います。
映画好きの方はたくさんいるけれど、コメディ限定って人はあまりいないだろうし。コメディのお勧めを検索してあまり見つからなかったから。
あと、映画の感想とかを語りあいたい。

ウィルバーの事情 Wilbur Wants to Kill Himself (2002) ★★★
シャーリー・ヘンダーソンを見るためにDVDを買いました。

<キャスト>
ジェイミー・シーヴェス、エイドリアン・ローリンズ、シャーリー・ヘンダーソン、マッツ・ミケルセン、リサ・マッキンレイ、ジュリア・デイヴィス、スーザン・ヴィドラー、ロバート・マッキントッシュ、ロレイン・マッキントッシュ

<あらすじ>
ウィルバーは薬を飲みガス自殺を図るが、兄のハーバーにそれを告げたことから助けられる。ウィルバーは自殺願望が強く、何度も自殺未遂をしているのだった。彼らの両親は古本屋を経営しており、母は彼らが子供の頃に亡くなったが、父親は最近亡くなっていたのだった。ウィルバーは精神的に不安定なので、今はハーバーが古本屋を切り盛りしていた。その古本屋にアリスというシングルマザーが本を売りにしばしば来ていた。アリスは病院で掃除婦をしていたが、その際本を見つけると、ハーバーたちの古本屋に売りにくるのだった。そしていざという時の為に蓄えをしてるのだった。或る日アリスが本を売りに来ると、ウィルバーが店の奥で首を吊ろうとしているのを見つけて助けた。しかし仕事に遅れたことで解雇されてしまう。翌日古本屋に行って、ハーバーに事情を話すと二人は結婚することになった。相変わらずウィルバーは自殺未遂を繰り返し、看護婦に恋愛感情を持たれるもそっけなかった。
ウィルバーはアリスに魅かれてしまうのだった。
そんなウィルバーを心優しいハーバーは献身的に面倒をみており、アリスにもウィルバーには気を使ってくれるようにお願いしていた。ハーバーに暖かい生活が始まろうとしているのに、ハーバーは癌に蝕まれていた。家族には隠していたが、看護婦のおしゃべりで発覚し、入院することになる。クリスマスに一時帰宅が許されたハーバーは家族と共に夕食を過ごし、病院に戻って服毒自殺を図って亡くなってしまう。

<感想>
コメディのカデゴリーにある映画ながら、全般的に暗い映画です。
よい映画とは思いますが、哀しい映画が苦手な自分には重苦しい。
自殺未遂の連続、シングルマザーのつましい生活、末期ガンで自殺、それは明るい話になるわけがない。笑えるシーンなんてほとんどない。
幼い時の母親の死が原因なのかウィルバーは自殺を繰り返す。兄は愛想を尽かすどころか、ウィルバーを毎日優しく面倒みて、彼の将来を心配してくれる。だけどウィルバーは自殺未遂を繰り返すだけ。兄のハーバーは弟の面倒みるだけで手いっぱいなのか未婚であったが、本を売りに来ていたアリスと結婚する。ハーバーもようやく幸せと癒しを得たように見えたが、運命は残酷ですね。不治の病に冒されるなんて。しかし兄は本当に優しい、自分の死に直面してさえ弟のことを気にかけている。アリスに何度もウィルバーを見てくれと懇願する。
アリスがハーバーに本を買って貰ったり、掃除婦を解雇されて困ってるところですぐにハーバーと結婚したりするシーンはほのぼのして良かったですけど、後は暗いですね。
アリスの連れ子もようやく安心できる生活になったと思いきや、ハーバーの病気で不安に陥る。
そんな中、ウィルバーは逆に生きる方向に向かっていくんですが、ハーバーの存在がせつなくすぎて、どうでもいい感じになりました。
ハーバーの亡くなった後は、ウィルバーとアリスは結婚して古本屋をやっていくんでしょうけど。

シャーリー・ヘンダーソンはきれいなんだかそうでないんだか微妙な顔ですが、自分はなんだか惹かれます。不思議な女優さんです。彼女は映画で変った役どころ演じることが多いんですよね。普通の役を演じてるのは見たことない。だいたい、バツイチとか独身とか。不思議な印象を受けます。


哀しい映画を見たいときにいいのではないでしょうか。