【ただの備忘録】
手術の日。
(カテーテル検査というのか、処置というのか、手術というのかわかりませんが、とりあえず手術と表現します)
朝食の後は絶飲食。手術は13時開始予定。
術衣に着替え、T字帯(手術用のふんどしみたいなの)をはくと、いよいよ尿道への管通し…
超痛てぇー❗️![]()
日頃からオシッコのキレは悪かったのだが、やや前立腺が大きかったようで、管がなかなか奥まで通らない…
一度抜いてやり直しという恐ろしい目にも遭ってしまい、痛みと恐怖で冷や汗脂汗タラタラ地獄の時間でした…![]()
メインの手術は完全に目隠し状態。頭も固定され、全く動くことができません。部分麻酔で進めるため、意識はあり、先生方の会話も丸聞こえ。
以下、目隠しされているため先生方の会話と痛みから想像。
・最初は、麻酔注射のうえ左鼠蹊部静脈、右鼠蹊部動脈からカテーテルを通すための太そうな針?を各血管へブッスリ。
・動脈側は、そこからグリグリ血管内へ差した針?を押し込まれる(これはけっこう痛い)
・その後、右鼠蹊部からシュルシュルとワイヤーか何かを通しているのは感じますが、それが体の中のどこまで走っているのかは全くわからない。痛みも無し。
・バルーンを膨らます的な会話が聞こえ、何やらシステムに設定が終わると、頭の中で
ミシミシミシ…
と何かが膨らむ音が響いてくる。
バルーンの音か、脳動脈が広がる音か?
あぁ、俺は今間違いなく死の崖にいるな…
とまな板の上の鯉を想像したりすること4時間、
手術は無事終わってくれました。
どうやら、今回はバルーンで脳動脈を広げるだけで十分、異物を入れないに越したことはないのでステント留置は見送る判断をしたとのこと。
後は、両足鼠蹊部の圧迫止血すること約20分、動脈側は当然強く長く抑えるため、これも結構痛かった…
手術終了は17時ちょうどでした。
これから6時間、ベットの上で身動きとれず。
右鼠蹊部動脈は、足を曲げても上体を起こしても影響あるため、圧迫止血後確実に傷口が塞がるまで全く動いてはいけない。
腰が痛くて寝ることも出来ず、寝返りもうてず、AmazonPrimeで映画見ても腰が痛くてたいした気晴らしにもならず、
YouTubeでお笑い動画を見て何とか痛みを誤魔化し続けました。
23時になり、ようやく拘束状態から解放…
悲鳴をあげていた腰がようやく落ち着きを取り戻しました。![]()
手術も上手くいったようで、止血も問題なく終わったので、明日は尿の管を抜いて、その後数日間は点滴で様子見。
何とか年始の2周目には退院して仕事に復帰、家族と過ごせそうね〜
とこの時は思っていました。