＊自律神経・ホルモンバランスをととのえて
心もからだも満タンに＊
愛知県北名古屋市
リラクゼーションサロン
Haruhina-ハルヒナ-☆
看護師セラピストのemiです＾＾
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祖父が亡くなってから
約1年が経ちました。
“認知症はギフト”
これは
わたしが看護学生時代に聞いて
ずーっと心に残っている言葉です。
祖父は膵臓癌でした。
そして、治療の過程で、
認知症になりました。
わたしは消化器病棟の看護師だったので
膵臓癌の患者さんを
これまでたくさんみてきたし、
・どんな経過をたどるのか
・どんな症状が出るのか
・どんな治療があって、
どんなメリット、デメリットがあるのか
そんなこともよくわかります。
（もちろん治療の経過も症状も人それぞれですが）
※癌が直接、認知症をひきおこすわけではありません。
年齢、治療法、その人の気質、生活環境、
様々な要因が重なって、
高齢のがん患者が認知症を発症するのは少なくないこと。
知識と経験から、
祖父がその可能性が高い状況にあることは察していました。
膵臓癌とは、どういうことか？
認知症になる可能性があるとは、どういうことか？
ある程度の知識と経験、覚悟を持って
祖父と（そして母と）向きあいました。
(病気がわかったのは妊娠する少し前。
ひ孫には会えないかも…と思っていたけど
会えました（＾＾）
一般の人よりは
状態もよく理解できているだろうし、
認知症患者（祖父）との接し方は知識も経験もあるし、
今後必要な、社会的サポートもわかっている、
覚悟はできている。
それでも・・・
小さいころから知っている祖父から
どんどんかけ離れていく目の前の祖父。
その姿は、
想像よりもショックが大きかったです。
知っているつもり
わかっているつもり
だけど、“わかる”と“できる”は全然違う、
とよく言われるように
看護師としてみているのと、
家族として直面するのとでは、
まったく違うものでした。
（患者さん、ご家族に偉そうなこと言って・・・
と反省しました。。）
祖父の入所してた施設で
クラリネット吹かせてもらいました♬)
当時は悩むことも沢山ありました。
刻々と変化する祖父の状態をみながら
その時々で
いまできる最善の選択はなんだろう？
と家族で考えてきました。
時には、
今までの祖父とかけ離れていく姿に
ショックを受けたり、対立したりしながら・・・
(初めてひ孫を抱っこしたとき。
嬉しそうだったな〜♡)
大変だった当時も、
祖父が亡くなって１年経ったいまも、
ずっと心にあるのは
“認知症はギフト”
という言葉です。
病気に善悪をつけるものじゃない。
（病気に限らずなんでもだけど！）
でも、
誰だって病気になる可能性はある。
認知症は、一般的には
（高齢者本人なら）「絶対なりたくない！」
（家族なら）「なってほしくない！」
そう思われることかもしれません。
でも、
祖父が病気になってからの約1年半、
わたしにとって
祖父を想い、家族を想い、
みんなで過ごした時間は、
ほんとに、愛でしかなくて。
年に数回しか会えなかった祖父と、
こんなにたくさん会って、話して、
からだに触れて、支えて、
祖父の笑顔を沢山見れて、
しあわせをわかちあって・・・
きっと、病気にならなかったら、
この経験はなかったと思います。
認知症はギフト
渦中にあるときは、つらいこともあるかもしれない。
でも、
すべての出来事が
今より、よりよくなるために、起こっているのだとしたら・・・
やっぱり、認知症はギフトだったんだな、
といまは思います。
家族の愛があふれる、
あたたかい時間を
あたえてくれた神様に感謝したいなと思います＾＾
介護、看護、認知症など
もしお悩みの方はお声がけくださいね。
できる範囲で、お力になれればと思います＾＾
最後までお読みいただき
ありがとうごさいました！
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